2021年9月。

 

たっくんは療育センターにて心理の検査を受けた。

 

心理の先生と向かい合って、たっくんは午後の眠たい時間にも関わらず、頑張った。

 

でも、できないことはたくさん。

 

・絵カードの中から、先生に言われたものを渡す

 先生に靴をちょうだい、と言われたが、靴のイラストがたっくんの大好きなオレンジ色だったので、渡しませんでした。

 同じように、お花の絵カードも気に入ったので、渡してと言われても渡しませんでした。

 

・積み木を積む

 家ではパパと積む高さを競ったりしていたのでクリアできるかと思いきや、積み木を平らに(横に)並べてしまい、積みませんでした。

 

・下に描いてある図形と同じところにカードを重ねる。

 例えば、×のカードをもらったら、×が書いてあるところに重ねるというもの。

 たっくんは、×のカードを〇や△に重ねたらどんなふうに見えるかな?というほうに興味がいって、同じ図形のところに重ねることはしませんでした。

 

そのあと、運動能力のテストもあったけど、こちらもぽてぽて歩いてたので、言わずもがな。

 

 

結果は項目ごとに差はあれ、この時点でおおむね1歳から1歳半の遅れだった。

 

 

パパは「テストはテストや。療育にも行ってるし、これからや」とポジティブ。

落ち込んでる私を励ます意味もあったのかもしれない。

 

でも、そのあとしばらく、ネットでずっとずっと調べてた。

 

「発達ゆっくり、追いつく」

「発達、遅れ、その後」

「発達、差がひらく」

 

キーワードはこんな感じ。

 

そして、調べても調べても、たっくんのこれからがわかるわけではないと知った。

追いついていく子もいれば、どんどん差がひらいていく子もいる。

 

 

さんざんネットをさまよって、いったん調べるのをやめよう…と思ったのでした。

 

たっくんの得意なことを見つけてあげよう…それが大事だなあ、と。