山があれば谷もある | みずいろ みずたま ねこの部屋

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大腸ガン 腹膜播種ステージⅣ

初発から5年、再発から4年
そして最終ステージへ

くじけない、めげない、懲りないをモットーに 日々を綴ります

私の傷は 恥骨からみぞおちのあたりまで

どの看護師の方も「大きい傷」だと言っておられました、私も初めて見たとき、その長さに「ビキニ着られへんやん」と残念に思い、暇な時間 ワンピースの水着を物色しました(笑)

ここでおさらい

S状結腸切除、左腎尿管摘出、内腸骨静脈切除、閉鎖神経切除
術後 無尿となり 翌日 右尿管再建術施行

今回 沢山色んなものに繋がれました(笑)
ICUでは 口、鼻、点滴、血圧計、針からの血圧計、ドレーンは横隔膜、骨盤内の2箇所、フォーリー
外科病棟では心電図(←これ、携帯型で、ナースステーションのモニターに信号を送るのですが、全ての看護師が にゃーこさんが寝てる、起きてる、動いてる、が分かるんですよー、とからかわれました)

それが1本づつ抜けていき
いよいよ最後のフォーリーを抜く日が来ました

膀胱が膨らむかの検査のち、異常なし、で抜いたのですが その後排尿量が1回につき20〜50mlほど、ポタポタ、という状態で...
その日の昼下がりから腹痛が...
それはだんだん強くなり、のたうちまわるほどに
緊急でCT検査をしたのですが、特に原因が分からず、尿量も少ないという事 再度フォーリーを入れる事に

痛み止めの点滴なども行い、しばらくして痛みはなくなったのですが 今度は割れるほどの頭痛が

再度CT検査をしたのですが こちらも問題なく...
が、熱が40度近く出てしまい、これが3日、4日続きました

この時抗生剤を点滴したのですが、このせいでひどい下痢になり...
以後、熱がある状態が10日、下痢に至っては2週間以上続きました
もうトイレに行くのも面倒で オムツが私のトイレに
主治医は「間に合わないか」と気の毒がってくれましたが、私は心の中で「だって面倒なんだもん」と☆

このおかげで 入院期間は1ヶ月となりましたが、私の脳は特に萎縮もなく(笑)とても綺麗だったそうです


退院直前 尿カテーテルを抜き、最後まで残ったフォーリーは 現段階で抜く事はできないと判断され、家に持ち帰り、今現在も自分で処理をしています


排便障害があるだろうと言われていましたが フタを開けると 私は長い時間かけて腸が短くなった事で 腸が便を溜める事に慣れたのだろう、とのことで 全く問題ありません
が、膀胱や尿管、その近辺の神経をいじったことで 排尿障害がでたのだろう、との事

こればっかりは...時間がかかりそうです
元どおりにはいかない可能性も、元どおりになる可能性もある、と

という事で、私は外科と泌尿器科にフォローしていただく事になりました


...泌尿器科って、初めてでしたが
おじさん、おじいちゃんのメンズばかりで!
尿カテーテルを抜くため入院中に初めて訪れた待合室で、私は病院のピンクのパジャマ(笑)
かなーり浮いてました、そうだよね

この先も 待合室で 彼らから見たら若い女がポツンと座ってるのをチラチラ見られるのかーと思うと
ちょっと居づらいかも
いや、そのうち快感に感じるかも( ´艸`)