ダマスクバラ花とカニナバラ

秋深くなる日々に

木洩れ陽が優しいですね。

気温は同じほどでも

春とは全く異なります。

さみしいけど

このさみしさが美しい。

赤いバラを見るたびに

ブルガリアのローズドニナ（バラの谷）のダマスクローズは

今年は順調に育っているか、豊作か、香りの出方はどうか

気になります。

約７、8年前に世界中の干ばつなどで

野生も含めたホホバの生育がよろしくなく

ホホバ種子油がほとんど抽出できない年がありました。

その次にはオリーブ果実油が不作になり

そして今も世界的に品不足が続くローズヒップ油が供給難になったのです。

ローズヒップは、カニナバラやのバラと呼ばれる一種のローズの種子

から採取するオイルです。

ビタミンCを多く含むことで有名ですが

不飽和脂肪酸のオメガ６と９のバランスが良くて

ということはリノール酸とリノレン酸を程よく含むということなのですが

それと、自身の含むビタミンやミネラルとの好バランスで

お肌への還元力が強いのです。

そういう微妙なバランスで絶妙の実感を届けるオイルは

劣化や酸化も早く

ブルークレールでは、それを高濃度に入れたものをカプセルで密封充填した

ローズヒップトリートメントオイルにしたり、

他の抗酸化力の強い品質安定したオイルとうまく合わせた

ローズクレンジング＆マッサージオイルに

このローズヒップオイルを使っています。

この原料になるカニナバラはドッグローズとも呼ばれますが

素朴で可憐な花を咲かせます。

ダマスクバラは香りとしても効能としてもローズの頂点に立ちますが

どうしてどうして、このカニナバラの香りはダマスクバラに負けないほど素晴らしいのです。

そしてこの2つをブレンドすると、さらに良い香りになります。

ローズバームと、そして11月下旬から12月発売予定のオーガニックヘアワックスには

ダマスクバラ花油とカニナバラ種子油の両方を配合しています。

話は戻りますが、ブルガリアの今年のダマスクバラが一層良い出来だといいなあ

と思いつつ、確かめにブルガリアに行きたいと思いつつ、過ごしています。

　　 https://www.blcl.jp/
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