星組大劇場に行ってきました。
おりしも台風が近づいて新幹線が通常通り動くか心配していましたが、
無事出かける朝は通過して通常通り新幹線も走ってました。
8/18 晴天です。
『記憶にございません!』
映画脚本・監督/三谷 幸喜
潤色・上演台本・演出/石田 昌也
《主演》礼 真琴、舞空 瞳
コメディが好きじゃない私だけど、今回は結構楽しめました。
礼真琴さんはこういう役の方が合ってる気がしました。
気負わず息が抜けてサラッとボケる?気弱な総理が似合ってました。
「BIG FISH」の父親役も意外と合っていました。
礼真琴さんは宝塚の男役を演じるより、人間を演じる事に長けているのでは?
こういう役の方が礼真琴さんのお芝居で上手い!と思えました。
極美慎君はすっかり安定の三番手になった感じ。
天飛華音君も今回から四番手格になったようです。
結局コメディ分野が嫌いなんじゃなくて、宝塚オリジナルのコメディ仕立てが嫌いなんだと改めて思いました。
劇団新感線のコメディはいやじゃないし、熱海五郎一座の笑いも嫌いじゃない。
なぜか宝塚オリジナル作品のコメディほど肌寒いものはない気がする(-_-;)
多分あの笑いの質が私には合わない。
カルナバル・ファンタジア
『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』
作・演出/竹田 悠一郎
今回のショーが今までの星組で一番良いかと言われれば、作品自体はそうでもないかも。
しかし私は少なくても今までの礼真琴のショーでは一番好きになれた。
それは最後にして初めて舞空瞳ちゃんを、トップ娘役として満足な扱いをしてくれているからだと気づきました。
私の星組への不満は舞空ちゃんの扱いにあったんだと、改めて感じた次第です。
今回はいつもほど衣装の破綻もなく、色使いも疑問符が沸くことはありませんでした。
舞空ちゃんを送り出そうという暖かさ、温もりを感じられたので良しとしました。
この後トップ娘を特に決めないで欲しいと思っていました。
礼さんはコンビとして育んで行くタイプではないように思えるから。
そしたら「次期トップ娘役確定せず」と発表あり、この点では劇団と私の意見は一致して、
なぜかホッとしました。