浪漫楽劇『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』
─並木陽作「斜陽の国のルスダン」より─
脚本・演出/生田 大和
メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
作・演出/齋藤 吉正
今年の初観劇は星組で始まった。
今回は休演はなんとか逃れて1月始めと2月に2回観劇する事ができた。
やっと書けたと思ったら星組は今日千秋楽ではないか。
このところ一部の公演がコロナで休演になることが多かったので、初めと真ん中と終わりあたりにチケットを分散して取っておかないと安心出来ない。
東京の宝塚公演は激戦で中々うまくチケットは取れないことが殆どだけど、今回はなんとか1月と2月に取れたので無事に両方観ることが出来た。
先日隣りに座られたおじさま二人組さんは、お一人は宝塚初心者らしく会話が聞こえて来てなんだか微笑ましかった。
1部お芝居と2部のショーはそれで一つの公演ではなく、別の演目で2回公演すると(昼公演、夜公演みたいに)思っていたようなお話をされていて、私はおじさまがお芝居の後公演が終了したと思い、帰られてしまったらどうしようと勝手に焦っていた。(笑)
休憩後席に戻るとおじさま二人は無事に帰らず座られていたので、ほっとした。(私が心配する事でもないけど)
お隣のお連れ様が少しは仕組みをご存じらしかったので、ご説明されたのでしょうか。
と言うのも以前某会社の貸切公演の際、やはり宝塚初めての方が多く、何人もの人がお芝居終わったら帰ってしまったのです。
それはつまらなくて帰ったのか、ショーがあると思わなかったのか、定かでは無いけど、折角観に来たのだからお芝居がつまらないと感じても、ショーも観て帰って欲しかったと凄く残念に思った。
さて星組公演終了後、初心者のおじさまはどんな感想をもたれたのかと、すると幕が下りてすぐ大感動で「ああ、面白かった!」と何度もおっしゃる
私も凄く嬉しくなって、これでまた宝塚ファンがひとり増えたと、なんだか心が温かくなった。
最近あまり面白くないとか、イマイチ〇〇とか文句を言うことが多くて、楽しかった事が少なかったけど、そんな声を聴くとなんだか今までどんな見方をしてたんだろうとハッとして、これからはもっと目線を変えて楽しまなければと思い直した。
またあのおじさまが宝塚を観に来てくださったら嬉しいな。
私も、もっといっぱい宝塚を楽しむぞ~