サムライチャンプルー




以下、Wikipediaより抜粋。


『カウボーイビバップ』を手掛けた渡辺信一郎監督によるテレビアニメシリーズ。
<世界観>
江戸時代の日本を舞台としているものの、チャンプルーの名前通り、随所に現代文化がミ
ックスされた独特の世界観が特徴。登場人物はカタカナ語(「バイト」、「モデル」など
)や若者言葉(「マジ」、「たりぃ」など)を話し、金髪にピアスの若者やヒューマンビ
ートボクサーが登場するなど、時代考証を無視した時代劇が展開されている。渡辺監督に
よれば、これは作品に面白味と新鮮味を出すための演出であり、第一回の冒頭において視
聴者に対し「ガタガタ言うな。黙って見やがれ」とのメッセージが送られている。
また、監督自身が好むヒップホップカルチャーが全編を通じて根底にあり、音楽のみなら
ずブレイクダンスを用いた殺陣など演出方法もその影響を受けている。
<ストーリー>
現代より遥か昔、侍も平民も太平の世を謳歌していた江戸時代中頃の横浜。天涯孤独の少
女・フウは、「向日葵の匂いのする侍」の情報を求めて数多くのバイトをしていた。そん
なある日、ふとしたことで知り合った二人の男・ムゲンとジンを用心棒として、彼女は「
向日葵の匂いのする侍」を探す旅に出ることを決意する。


ハイクオリティな作画と
テンポ良く進む脚本
ギャグとシリアスも程よく共存させ
江戸時代という設定を活かしつつも
そこに囚われない現代風の演出

ツッコミどころ満載なのに
各登場人物にはどうしても応援したくなるような魅力があった

それはどの登場人物にも
心にずっと抱いてきた闇があるからかもしれない。

「向日葵の匂いのする侍」を探し求めて始まった3人旅は
3人それぞれが抱える過去との決着をつける旅にもなっていった。

孤独だった3人が
旅を経て、
初めて手に入れた「仲間」という存在。

笑いあり涙ありの最高の26話でした。
凄くスッキリすると同時に、
もうこの3人の日常を見れないのかと思うと
さながらクーラーガンガンの部屋から眺める夏空と入道雲と蝉の声のように
言いようのない寂寞感に襲われる。

OPは Nujabes feat.Shing02 の「battlecry」
EDは MINMI の「四季ノ唄」
どちらも26話通じて使用されたが
時々特別回では特殊EDが使用された。以下に示す。
MINMI 「Who's Theme」(第十二話)
kazami 「YOU」(第十七話)
AZUMA RIKI 「FLY」(第二十三話)

MIDICRONICA 「san francisco」(第二十六話)

ラップが多用されたヒップホップの曲たちの中に

時折見え隠れする切ない旋律が

作品に深みを持たせていた。

 

高評価のオススメアニメ作品に必ずと言ってよいほど

名前があがりずーーーっと気になっていたこの作品を、

10年越しにやっと見ることができた。

社会人になる前に見ることができてよかった。

 

晴れ晴れとした気持ちになれること間違いなし。

オススメです。