<けものフレンズ>

舞台は超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
本作のヒロイン?的「かばんちゃん」と

サーバルキャットの「サーバルちゃん」が

出会うシーンから始まり、
様々な動物擬人化ガールたちと出会い冒険していく

ハートフルストーリー。

「〇〇できるフレンズなんだね!」
「すっごーい!」
「たーのしー!」
「へーきへーき!フレンズによって得意なこと違うから!」
などの名言を多数生み出し、社会現象となった。

中でも、前半と後半の間に挟まれる
どうぶつこうえんのおにいさん・おねえさんによる
動物解説コーナーは、
なんとも言えない絶妙な滑舌や、
愛情たっぷりのフレンドリーで気さくな説明で、

癖になること間違いなし。

CGアニメーション特有の柔らかな線の質感もなんとも癒やされ、
NHK教育テレビを見ている時のような

穏やかな気持ちを取り戻すことができる。

OP曲「ようこそジャパリパークへ」も
素晴らしくキャッチ―でノリノリで、
カラオケで盛り上がること請け合い。


ED曲「ぼくのフレンド」を歌うみゆはん氏は
劇中にてスナネコの声も担当している。
廃墟の遊園地のモノクロ映像としっとりボイスが
マッチして、なんとも不穏な雰囲気を醸し出している。

普通の女の子がその動物柄の服を着ているだけの

一見コスプレガールもいれば、
「ハシビロコウちゃん」のように秀逸な擬人化ガールもおり、
一見似通った容姿の中にもかなり細かく個性が盛り込まれた
キャラデザも必見である。

1話放映時点では
「IQが下がる」
「脳みそがとろける」
などのコメントが台頭し、私自身1話で切ってしまっていたが、
今からでも遅くないので是非全話見てみてほしい。


「人間ってなんだろう」というとても純粋で自然な疑問に立ち返り
考える機会をくれたけものフレンズに感謝の意を込めて。ダイマ。