最近は、煙草を吸える公共の場所も、ほとんどなくなりました。

煙草は有害なものとされ、愛煙家の人は肩身の狭い思いをしているでしょう。

煙草について、エドガー・ケイシーは、どのように言っているのでしょうか。


質問:喫煙は人体に有害でしょうか?

ケイシー:ほどよい喫煙は、全面的に禁煙したために生ずる神経や精神の反応に比べれば、さほど有害ではない。
従って一日に(シガレットを)6本から8本ならほどよいと言えよう。



ケイシーは、程よい喫煙は、それほど有害ではないと言っています。

もともと煙草というのは、宗教儀式で使われていたものですから、体に良い煙草もあると思います。

しかし、ほとんどの人が吸っている煙草は、紙巻煙草です。

紙巻煙草には、燃焼剤などの添加物が使われているので、体に悪いのです。


ケイシーの時代の煙草は、煙草の葉を使った本物の煙草だったのだと思います。

葉巻やシガリロと言われるものです。


質問:喫煙は私にとって有害でしょうか、それとも有益でしょうか?

ケイシー:これは全くもって当人次第だ。
ほどよく吸えば喫煙は有害ではないが、自らの精神的、もしくは霊的に最善の発達と調和せぬものを固守している者は、吸わぬことだ。



葉巻、パイプ、キセルなどのように、本物の煙草の葉をそのまま喫煙するのであれば、適度な喫煙は、有害ではないのかもしれません。


質問:酒や煙草や肉をほどよく利用することは、霊的成長の障害となるでしょうか?

ケイシー:この実体に関しては然り。ある者に関しては否。



市販の紙巻煙草は、添加物が多いため、吸わないほうがいいと思います。

一番安いのはキセルですが、パイプやシガリロでも、本物の煙草の葉で喫煙ができます。

喫煙をしたい人は、本物の煙草の葉を選んでください。


(出典:「エドガー・ケイシーの健康レシピ」アン・リード他著 たま出版)