立派な人間とは
怒りを見せるときですら
相手の成長を

願うものである。

喧嘩の言葉であろうと
そこに宿るのは善意の刃だ。

しかし
劣った者の親切には毒が潜む。

どんなに微笑みながら
手を差し伸べても
その行為は

相手を腐らせるだけだ。

怒りと親切
どちらが正しいかは
表面では測れない。

神々の怒りは
大地を清める雷鳴のごとく
悪を断ち、生命を育む。

しかし悪魔は
仮面の裏で人を食らう。

笑顔ですら
その口元には鋭利な牙が
隠されている。

大切なのは
表現ではなく本質である。

人のためと叫ぶ者こそ
刃を磨かなければならない。

己の器を知り
その行いが

人を殺すか守るかを
見極めるべきである。


神咲みずほ


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