自らの惰性に溺れた者の
口からこぼれる弱気な呟きである。
春の訪れに花を愛で
夏の日差しを浴び
秋風に舞う落ち葉を踏みしめ
冬の静けさに春を待つ。
それこそが
生きるという営みだ。
やるべきことがないと感じるなら
やるべきことを見失っているのだ。
大いなる自然は
私たちに豊かな時間と活動の余地を
与えてくれる。
その中で
何を成すかは
自らの選択にかかっている。
退屈などという言葉は
時間を無駄にする者のためにある。
果敢に挑み
積極的に生きることこそが
人生の真価を示すのである。
神咲 みずほ