私たちは、患者さまが本当に
求めていることに応えているだろうか
病と闘う、苦しさ、孤独は
何をもって埋められるだろう・・
私は、その答えを解らないまま
その心のそばにいたい・・
生きている今を
どうか、あなたらしく生きられますように
そう願いながら、
看護を模索してきたように思います
患者さまから学なばせて頂いたことを
お伝えすることが
懸命に生きたひとへの感謝となり
看護への思いを実践していく勇気になると信じて
一井みづほ
・・✨・・✨・・✨・・✨・・
潜在看護師歴10年からの
医療現場への復帰・・
不安を勇気づけてくれた言葉
瀬戸内寂聴さんの『生きることば』という本で、
自分を励ましていた頃がありました。
・・✨・・✨・・
文中抜粋・・・
『 心の聡明な人、考え深い人たちは
怠けずよく励みます。
独りで生まれ、
独りで死んでいく人間は、
自分を頼れるものに
鍛えあげるしかないのです』
専業主婦となり、潜在看護師だった私が
病院に看護師として復帰することになった
35歳のころ。
大学病院で4年半の短い経験しかないまま
結婚退職し
10年ちかいブランクからの復帰…😥
・・・・
日々目まぐるしく進化している医療現場で
10年ものブランクはマイナスからの始まり。
一人で幼い子どもたちを育てていく覚悟より
✨命に関わる医療現場での自分の手技、
思考、知識、判断、
すべてが不安で、こわかった…💧
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「一生懸命学ぶしかない・・」
そう自分に言い聞かせ、
自信は、知識と経験の積み重ね・・と
言い聞かせ😥💦
自信のないことは、経験者に聴き
患者さんに寄り添い、💞
とにかく今できる観察はしっかりする。
解らないこと、やったことがないことから
逃げないで、💪
今の自分に出来ることは精一杯する。
知識の浅さ狭さは、適切な判断を欠くから
関係する専門書や研修は、
読みあさり受講する。📚
職場で相手が年下の方でも、
経験ある人に正直に、
「教えてください」と聞く
🙇♀️🙏🙇♀️
無我夢中の年月は、
子どもたちに随分寂しい思いをさせたと思う。
その子どもたちは、あの頃の自分の歳になった。
『 自分を頼れるものに
鍛えあげるしかないのです 』
と
言いきかせる気持ちで踏ん張った日々。
理解してくれるだろうか
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夫を亡くし、全てにおいて、
いつも守ってくれた主人の愛情の深さ、
存在の大きさ
その喪失感に打ちひしがれていたとき
医療現場への復帰の恐さと
自信のない自分に
心は震えてた・・💧
瀬戸内寂聴さんの
「生きることば…あなたへ」
独りで生まれ、独りで死んでいく人間は、
『 自分を頼れるものに
鍛え上げるしかないのです 』
というこの言葉は、
俯いていたわたしに、
空を見上げさせてくれた✨
・・✨・・✨・・
彼がくれた幸せな時間を
ずっと悲しみに染めないで
まるであの日、
共に生きていた時と同じように
笑顔の自分で居られるように。😊
頼りなくっても、天真爛漫に前を向いて生き
わたしは私らしさを失わない。💖
そう、笑顔で一瞬一瞬を精一杯生きる姿が、
先に逝った人への供養となり
感謝のメッセージになる。🌟
そう信じて
一歩を踏み出す
勇気をくれた言葉だった
・・✨・・✨・・
♡自分育て‥‥No1