の続きです。
 
 
 
自分の心を整理し、

今の気持ちをのこすためにも、

いくつかの記事に分けて、

この3か月間のことや、

夫とのことを、

ブログに書いておこうと思います。

 

 

 

タイトルの通り、

暗いお話も含みますので、

苦手な方はお戻りくださいね。

 

 

 

※デリケートな話ですので、

ブログに書く上で、

少し事実をぼかしています。

ご了承ください。

 
 
夫との話を続けましょう。
 
 
夫のことを深く知っていく中で、
人の悪口を全く言わないところや、
人を嫌うことがないところ、
純粋で、優しく、愛情深いところ、
色々なところを実感し、
愛しく思う気持ちが
深くなっていきました。
 
 
 
これからも、
ずっとそばに居られるものだと、
信じて疑っていませんでした。
 
 
 
けれども。
 
 
 
別れは突然やってきました。
 
 
 
9月。
暑さがようやく和らいだ、
気持ちいい晴れの日。
 
 
 
夫はこの世を去りました。
 
 
 
 
病気が原因ではありましたが、
私にとって何の覚悟も出来ていない、
突然すぎる死でした。
 
 
 
また、倒れた場所が悪く、
夫の身体の一部が傷ついたことも、
辛いことでした。
 
 
 
お別れの言葉なんて、
もちろん交わしていない。
いつも通り家を出て。
いつも通り、夫と会えるものだと
信じていたのに、
次に見たのは、
冷たい身体になった、
夫の姿でした。
 
 
 
悲しいことに、
夫の亡くなった日は、
月に1度の妊婦検診の日でした。
順調に育つ我が子の姿を、
夫に見せてあげよう。
夫の死が分かったのは、
検診から帰った矢先でした。
 
 
 
 
その後は、
通夜や告別式を
慌ただしく済ませました。
 
 
 
平日にも関わらず、
通夜、告別式ともに、
とてもたくさんの方が
参列くださいました。
 
 
 
職場の方だけでなく、
夫の友人知人も、
沢山来られました。
もちろん、私の友人たちも、
駆けつけてくれました。
 
 
 
通夜、告別式後も、
線香をあげに来てくださる方が
後を絶ちません。
 
 
 
そして、皆さん
夫との思い出を話してくれます。
それが、どれだけありがたいことか。
本当に感謝しています。
 
 
 
 
沢山泣きました。
受け止めるには少々酷な、
おかしくなりそうな現実でした。
でも、お腹の子が、
そうはさせてくれませんでした。
 
 
 
大事そうにお腹をなでていた、
夫の手を思い出すと、
「夫のためにも、
この子のためにも、
強く生きなければ」
という思いに駆られるのです。
 
 
 
それでも、亡くなった当初、
自分が思い描いていた人生が
ぶつりと途切れた感覚になりました。
望んでいないのに、
突然、ひとつ人生が終わってしまった・・・
そんな感覚でした。
余生、というにはあまりに長い、
人生が続いていること。
そして、その隣にはもう、
愛する夫は居ないのだということ。
それを考えれば考えるほど、
目の前が真っ暗になる気がしました。
 
 
 
夫が亡くなった日から、
実家に戻ったので、
朝、目覚めると、
「ここはどこ?」という気持ちになり、
夫が居ない現実に打ちのめされ、
「夫はもうどこにも居ないんだ」と
現実を受け止める作業を
繰り返しました。