黒か白か


単純に


学生の時は、成績を上げること。


一位になること。


好きなタレントの曲を聞くこと。


楽しく生活を送ること。


ガツガツ目指していたわけじゃないが。

それが、世の中だと感じていた。


親は天才、東大が好きだった。


それ以外には興味ない。

趣味は人を豊かにはしない。


お金、学歴が全てだった。


正しさ、優秀、が全てだった。


頭では違う、と思いながらも。


家系に恵まれて、環境に飲まれていると

そこしか知らない。


医者の子が医者を目指すように。


世でいう正しさって

人を助けないものだとは知らなかった。


むしろ、恵まれなかったものや

理不尽な環境の方が

人の糧になることを

知らなかった。


それが学生の時は

良くない友達と付き合うな、とか

失敗しない、怪我しない道を

恐れて避ける

生き方をしてしまっていたように思う。


世の中、色んな人がいる。


それを知ることに意義がある。


仕事で、多くの人の裏の顔を見る機会があり

こんなに、嫌なことから逃げて

ごまかし、嘘をつき

優しさがなく、暴言を吐くということを知った。


知っていたはずなのに


判別できず、そんな相手を

運命の人と思い

結婚したのが2回。


それを受け継いだ子供達。


最近は、人間関係に変化がありました。


そういう、沢山の厄介な人達と

縁が切れていきました。


大変だったんです。


毒親で、今も家族は苦しんでいるけど

私はこの度、円満に

距離を置くことができたことが

奇跡のようです。



そういう苦しんでいる人ために

なることがもっとできたらと思う。


でも、知らずに

私自身も毒親になっていたことを

感じ、子供との関係性を

やり直している今日この頃です。


知らなかったのはむしろ自分でした。