こんにちは音譜

ペット家族動物病院瑞穂店です。

 

春のフィラリア検査と一緒に健康診断を受ける方が多いこの時期。

皆さま、健康診断の結果はいかがでしたか?

 

今回は、健康診断の結果の中で、高値になっている方が意外と多かった

中性脂肪」と「コレステロール」についてお話しします。

 

 ○中性脂肪(TG:トリグリセライド)とは…

  脂質の一種で、体の中でエネルギー源としての役割をもっています。

  エネルギー源として使われなかったものは皮下脂肪として蓄積します。

 

 ○コレステロール(T-cho)とは…

  細胞を包む細胞膜の材料であり、細胞は細胞膜を介して栄養分のやりとりをしています。

  ホルモンや胆汁酸の材料になっており、健康維持には不可欠なものです。

 

ただし、食後すぐに採血した場合は、食事の影響で高くなることがあります。

また中性脂肪やコレステロールが高くても、見た目の症状には出てこない基礎疾患が隠れている場合もあります。

そのため、中性脂肪やコレステロールが高値となった場合には、12時間以上の絶食下での血液検査をおすすめします。

 

12時間以上絶食の後でも中性脂肪やコレステロールが高い場合、

その原因を探るために詳しい検査を実施します。

原因がわかれば、それに応じた治療(基礎疾患の治療た食事療法等)を行っていきます。

 

中性脂肪やコレステロールだけでなく、

その他健診結果で気になることがございましたら、いつでもご相談くださいキラキラ