気品は恥骨から顎先へ | 九学 || 瑞穂 み すぐり

気品は恥骨から顎先へ

どんなに容姿が良くても、気品がないと魅力的には感じられないけれど
容姿は完璧でなくても、気品が漂う人は、強い魅力で人の心を惹きつける。
あなたも同感でしょう?

じゃあ、気品ってどこから出ているのかしら。
どこからったって、まずは顔、そして身体全体、背筋・・・かな。

気品は、恥骨の上辺りから出る強い電流。
その強い電流は、胃袋を通過して顎先から、びゅ~んって
空へ向かって、凄い勢いで飛び出しているの。

顎先が下を向いていたら、気品は飛び出せずに、ぼよんと地面におちてしまう。
でも、顎先が上を向かない姿勢でいては、恥骨からの発電流も強くはないから
まあ、気品ある人とは感じられていないでしょう。
ということは、つまり魅力的ではないってこと。

じゃあ、気品の発生源はどこにあるのかしら。
気品がこんこんと湧き出ている、気品の泉は、あなたの心の中にある誇り。

自分の誇りとして、そういう考え方はできません。
私は自分の誇りを護りたいから、その考えに同調も行動することもできません
ここを進む方が得と誘われても、そうすることを自分の誇りが許さないのです。

こんな風に、誇りって、時に護るのは厄介だけど
自分から捨てたり失くさない限りなくならない心の中の宝物、財産。
誰かに傷つけられ取られるものではありません。
誇りをしっかり護っている人の気品は、強い電流になって顎の先から
光を放ちながらぴゅ~んって飛んで、人の心を強く魅了するの。

誰だって、授かった身体に全財産を詰め込んでいるのだから。
他に本当の財産はないのだから。

自家発電した強い気品電流を放って、魅力的な人と感じられて生きることね。
あなたの気品は、あなたの誇りが発電しているのですよ。