新総理になったら、復興はますます遠くへ
大震災の後、菅内閣にはしっかりした復興のビジョンはありませんでした。
だから5カ月過ぎても、まだ現状は惨憺たるものです。
しかし、だからと言って、今新しい総理大臣を選んで新しい内閣を作っても、
この状態はそう簡単に変わるものとは到底思えません。
凄く新鮮なアイディアを持った総理大臣が出現するのなら、
劇的な復興は考えられるでしょうが・・・そんなことは全く考えられない。
それとも、今のところは・・・なのでしょうか。
菅総理ヤメロの大合唱が繰り返されてから、復興は一向に進みませんでした。
「管総理は自分達に応援を頼まなかった」と絶叫した自民党も、
素晴らしいビジョンがなかったのは同じことです。
今必要な人材は、国会をどう乗り切るか、どう法案を通すかなどと考えている
古い政治家ではありません。
国民の心に強烈なパンチを放ち、ダイナミックに新鮮な気持ちにさせるビジョンを持った
新しい政治家が待たれます。
「そんな政治家は日本にはいないよ」
もし、その通りなら、菅総理を交代させても、時間とお金が無駄になるだけ。
外交は放置された状態、沖縄の基地問題は何処へ行ったのか。
政治家不在の日本国?
菅総理の勘を、思いつきだと反対ばかりしないで、皆で救いあげて、
現実にするよう協力した方が結果は良いはず。
素晴らしい勘は、得難い大きな能力です。
実行力は、大臣、官僚が発揮すれば良いことでしょう。
原発に反対の考えを持っている総理大臣は、これから出ないかもしれませんよ。
もう柏崎原発は再稼働が決まりそうではないですか。
津波災害復興は、確かに失政のせいで遅れ、しかもこれから相当年数放置され、
問題はもっともっと大きくなるでしょう。
しかし、現政治家の誰が総理大臣になっても時間を戻さない限り、
この状況を新しく展開させるのは無理だと思いませんか。
国民の心を「へえ~っ」と驚かせ感動させ、グワ~ット湧き上らせる人材。
男気のある女性、若者、タレント・・・いませんかあ~!
このままでは、実に、本当にマズイですよ、日本は。