時間が終わる時 | 九学 || 瑞穂 み すぐり

時間が終わる時


時間は永遠?

とんでもない、永遠なんてどこにもありません。

時間を川の流れの様に思いたがる人は多いですね。

過去から来た川が、今日を通って明日へ流れる。

生き物は、時間の川の上に浮かぶ笹舟に乗せられ生きて、いつか死ぬ。

乗り手が居なくなった笹舟は、相変わらず川の上を流れて行く?



時間には終わりがあります。

それは、何時?

そう、今。

誰もが今しか生きられないのです。

じゃあ、時間が終わったら明日へはどうやって行くの?

明日に限らず、あなたはたくさんの時間を持っていて、それに会うのです。



ちょっと分かりにくいでしょうが、私たちは時間の世界の中に生きているのであって、

時間の上に乗って生きているのではありません。

今日、地球から光がなくなったら、時間も消えます。

あっ。



そうです、時間の世界とは、光速以下のスピードの世界。

光がなければ存在もない世界の住人です。

あっ。



地球が太陽の胎内から誕生した時に、景色は全部揃っていました。

闇の世界に生まれた光の世界、時間の世界には、生き物も生活したのです。

生き物は環境に応じ進化はしても、種を代えるような変身はしていません。

何千億年が経ったかしりませんが、ある時の、今。

あっ。



永遠の時間は人間の頭の中だけにあって、実際はないのですよ。

いつも、今が時間の終わりなのですから。