みずほアグリサポートの高橋です。

植物は月や太陽の影響を大きく受けています。

ですので、みずほアグリサポートのホームページには月に満ち欠けを表示しています。

さらに今日からは宇宙天気予報センターへのリンクも付けました。

宇宙天気予報で見ていただきたいのが、太陽黒点です。

太陽黒点の数や面積が太陽活動の強弱の目安になります。

黒点の数が多く、面積が大きいほど太陽活動が活発と言えます。

『おいしい野菜の生育と診断』でも書きましたが、

太陽活が活発な時期は生殖成長が上手くいき、太陽活動が弱い時期は栄養成長になりやすい傾向があります。

つまり、太陽活動が活発だと果菜類など実の成る作物は実をつけやすくなります。

太陽活動が弱いと作物は上へ上へと伸びやすくはなりますが、徒長傾向になりやすくなるといえます。

詳細は『おいしい野菜の生育と診断』を読んでみてください。

 

 

宇宙天気予報センターの太陽黒点のページを見ると毎日の太陽黒点と太陽活動のレポートを見ることが出来ます。

ここ1カ月ほどの最新の傾向がグラフで表示されています。

現在、太陽活動が少し活発な状況にあります。

太陽活動には一定の周期があります。いろいろな周期があるのですが、一つは11年周期での増減です。最近では2020年が太陽活動が弱い時期でした、その11年前の2009年頃がやはり弱い時期でした。現在、増減を繰り返しながら上昇傾向にあります。次のピークが2025~26年頃に来る予測です。

太陽活動が植物だけでなく、人間の経済活動などにも影響を与えているという説もあります。

 

 

 

私も、太陽活動の11年周期と日本の景気を当てはめてみると、恐ろしく一致しています。

太陽活動と地球の変動についても研究がなされています。

以下の文献は、地球が太陽活動だけでなく、宇宙全体の影響を受けているんだということが納得できます。

 

 

 

 
 

地球の気候変動はもちろん、人類の誕生も宇宙の影響を受けています。

片山先生も良くおっしゃっていました

「我々は生きているのではなく、生かされているんだ。」

よいお年をお迎えください。