おはよ。東京都 三鷹市(三鷹、井の頭公園、三鷹台)、武蔵野
市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、小金井市(東小金井、武蔵小金井
新小金井)、練馬区(上石神井、武蔵関)、調布市(調布、西調
布、深大寺、布田、国領、飛田給、つつじヶ丘、仙川)、西東京
市(田無、東伏見、西武柳沢)、府中市(多磨、白糸台、武蔵野
台、多磨霊園)、杉並区(西荻窪、荻窪、久我山)密着
年中無休 税理士&行政書士&認定経営革新等支援機関
相続 起業 フリーランスの確定申告に強い三鷹駅徒歩1分
三鷹中央通り、三鷹市下連雀の三鷹税理士事務所水原会計事務所
「相続・税理士 顧問・節税 駆け込み寺」
(略称 税金駆け込み寺)で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週明け。がんばろ。
昨日、東京都三鷹市井の頭(三鷹駅)在住の年配の個人事業主
のお客さんに、
地域密着・年中無休の個人事業の起業・開業(店)会社設立
(法人なり)・確定申告・準確定申告・相続税申告書・遺言書
作成無料相談のとき【相続・顧問税理士・節税駆け込み寺】
(略称:税金駆け込み寺)、いろいろ聞かれたんだな。
「年も年だし、そろそろ子どもたちのために遺言書を作成
しようかな、と考えています。
遺言書を作成する場合、遺留分を考えて遺言書を作成するのが
いいと知り合いから聞いたのですが、遺留分の計算の基礎
となる金額は生前の贈与金額はいつまで対象となるの
でしょうか
あと、遺言の対象が土地 建物だけの場合、揉めると必ず売却
ないし引き渡ししないといけないものなのでしょうか」
なんだな。
三鷹駅前の税金駆け込み寺は、専門分野が税務(税理士)
だけでなく、法務も対象(行政書士)とし、
トップが不動産業経験者であることから、土地・建物といった
不動産を絡めた相続ないし遺言書作成や土地・建物の
有効利用の相談が結構多いんだな。
今回は、遺留分と遺言書作成の質問だったんだな。
実は遺留分制度は法改正により、以前の遺留分減殺請求権から
遺留分侵害額請求権に変更されているんだな。
原則として金銭による賠償請求権に変わったんだな。
これにより、以前は問題が多かった遺留分がらみの登記なんかも
できなくなったんだな。土地等の引き渡しは当事者が合意
した場合だけ例外的に認められるだけになったんだな。
あと、遺留分の計算は実は結構厄介なんだけど、遺留分
の計算のスタートとなる遺留分の基礎となる財産について
いうと、
相続開始時の積極財産+贈与した財産の価額-債務の金額
なんだな。
真ん中の贈与した財産の価額は
1.相続人に対する贈与のうち相続開始前10年間にした贈与
(ただし、婚姻やいわゆる生計の資本としての贈与だけ)
2.相続人以外の者に対する贈与のうち相続開始前1年間
にした贈与
3.当事者双方が遺留分権者を害することを知ってした贈与
(年数制限はなし)
なんだな。
2は通常はないと考えたら、1が10年間に限定されたことが
新制度の特徴なんだな。ただし、3があればたいへん
なことになるといえるんだな。
ということで一定の贈与だけなら10年間までさかのぼること
になるといえるんだな。
ついでに言うと、遺留分の計算は遺留分の算定の基礎となる
財産に遺留分権利者の遺留分割合をかけて、
なおかつ遺留分権者の受ける遺贈の金額等も加減産して
決めるんだな。および、相続開始時の積極財産
も何を時価とするかの問題もあるんだな。
遺言をアドバイスするということは、税務、法務、不動産に
跨る深い理解と知識が必要なことがわかると思うんだな。
くれぐれも、遺言の相談をするときは、このような専門知識を
もった地元の専門家の門をたたくことをおすすめするんだな。
では、今日はこのへんでー。