おはよ。東京都武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
東京都小金井市(新小金井、武蔵小金井、東小金井)、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は台風通過後の週明け。がんばろ。
一昨日、年中無休地域密着相続・贈与税無料相談時に、
東京都武蔵野市吉祥寺南町のお客さん
に聞かれたんだな。
「はたして相続税はかかるのでしょうか、あと、かかるとしたら
相続税の申告はどのようにすすめればいいのでしょうか、
なんだな。
よく聞かれるんだな。
最近、税務の記事がご無沙汰しているのでは、と上司の総務部長
のごまうさぎさんにちくと指摘されたので書いておくんだな。
野良さんが忠勤奉仕する水原会計事務所は、税務会計だけではなく、
街の法律専門家であるためか(武蔵野行政書士法務事務所)、
相続税申告書作成以外にも、登記の相談や、
遺産分割協議書の相談や作成依頼が多いんだな。
今回は、まず、相続税がかかるか否かの概算の前提と
計算方法についてなんだな。
相続税は、課税対象となる遺産総額(課税価格)の概算
をさらっと試算してみると判断が早くできるんだな。
遺産総額(課税価格)は課税財産価額の合計額①から
遺産に係る相続税の基礎控除②を差し引いて求めるんだな。
①は現金預金や株式、土地、建物等の資産
を所定の評価方法で評価した金額
たとえば、土地なら路線価図(市街化区域)、建物なら
固定資産評価額(固定資産評価証明)から計算し、
借金や葬式費用などの債務を差し引いたネットの金額
なんだな。
なお、路線価図は国税庁のホームページから
無料ダウンロードできるから楽ちんなんだな。
②は3000万円に法定相続人の数に600万円を掛けた
金額の合計額なんだな。
念のため、ここの「法定相続人の数」とは税法独特の
恣意性廃除を意図した相続人の数のことで、
法定とはそもそも民法のことなんだけど、
相続放棄と普通養子があるときだけは実際の相続人と
乖離することがあるので要注意なんだな。
例えば、節税の観点から相続における基礎控除額
を増やすため、養子を増やしたがる人が
結構いるんだけど(税務相談をよく受ける)、
実子がいる場合は養子一人まで
実子がいない場合は養子は二人まで
の法定相続人の数の制限があるので気を付けて
ほしいんだな。
他にもあるけど、細かくなるので、今回は割愛するんだな。
①-②の時点でかなりのマイナスになれば相続税の
申告納税義務(相続税は0)は概算レベルだけど、
ほぼないんだな。
何も案ずる必要はないんだな。名義書き換え等だけでOK
なんだな。
次にまたまたよくきかれる相続手続きのタイムスケジュール
について一般的に書いて見るんだな。
1.被相続人の死亡(相続スタート)
2.通夜(死亡届を7日以内に市役所へ)
3.葬儀
4.初七日法要
5.香典返し
6.四十九日法要
7.相続の放棄または限定承認(相続開始から3か月
以内に家庭裁判所へ)
8.相続人の確認(被相続人と相続人の本籍地から戸籍謄本取得)
9.所得税の申告と納付(必要なケースは相続開始から4か月以内に
準確定申告書を所轄税務署へ)
10.遺産の債権債務の評価
11.遺産分割協議書の作成(相続人全員の実印と
印鑑証明が必要)
12.相続税申告書の作成(納税資金の準備)
13.相続税の納付と申告書の提出(相続開始後10カ月
以内に被相続人の住所地の所轄税務署)
14.遺産の名義変更(土地や家屋等の相続登記や
預金の名義変更等)
もちろん、なにはともあれ預金の名義変更等から始める場合も
当然あるんだな。あくまで一般論なんだな。
では、今日はこのへんでー