おはよ。武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
東京都小金井市（武蔵小金井、新小金井、東小金井）、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は雨の週明け。がんばろ。
昨日、東京都小金井市緑町のお客さんに、
年中無休起業・開業（開店）・会社設立無料相談時に
いろいろ聞かれたんだな。
「消費税の納税（課税事業者）が遂に始まり、
消費税額がある程度の金額になると、
消費税の予定納税が始まると聞きました。
そもそも消費税中間納付制度とはどのような
制度で、金額基準はいくらで、何回払いなのでしょうか
所得税と同じで年3回（予定納税は2回）払いなのでしょうか」
なんだな。
知っての通り、消費税大増税が
近い将来に迫っている関係か
、
不動産投資がらみや相談や消費税がらみの
相談、内容確認の相談が最近増えつつあるんだな。
各種税務に関連したマイナンバー対応相談とともに、
いわゆる消費税増税前の駆け込み特需なんだな。
消費税がかかるか否かの判断は、通常２年前の
基準期間を判断基準として決まるんだけど、
消費税中間申告納付制度は、直前の（１年前）
課税期間の確定消費税額により
中間申告税額（予定納税額）が自動的に
決められるんだな。
例外規定は前回書いたので省略するんだな。
水原会計事務所は起業・開業・開店したばかりの
お客さんの無料相談が多い関係で、消費税等に関して、
消費税に対する正確な知識がない人からの消費税入門的な
質問が結構多いんだな。
起業したばかりの人にとっては、最初に初めて消費税がかかる
年は要注意かも。
原則的に、中間申告納付制度（前払い予定納税）
が消費税支払初年度は無い関係で全額一括払いとなるため
事前によーく資金繰り関係ではよく注意を喚起
しておく必要があるからなんだな。
起業・開業（開店）後、事業が順調に滑り出したのに、
早々（3年目が鬼門）資金ショートで会社ないし個人事業が
ずっこけたらもったいないことこの上もないからなんだな。
起業・開業当初の２年間に消費税がゼロ（消費税免税）で、
お上に起業等３年目に、急に首を揃えて数十万から数百万
すぐ払いなさい
と言われても、現実には中小零細企業にとって、
準備していないとなかなか資金繰り上厳しいものなんだな。
では、前置きはさておき、中間申告納税制度（予定納税制度）
について。
1.直前期の課税期間の消費税額が48万円～４００万円
以下のケース（予定分が年１回払い）
課税期間開始の日以後６月ごとに区分した期間について、
その期間の末日の翌日から２カ月以内に
前事業年度の確定消費税額×6/12
2.直前期の課税期間の消費税額が400万円～4800万円
以下のケース（予定分が年３回払い）
課税期間開始の日以後3月ごとに区分した期間について、
その期間の末日の翌日から２カ月以内に
前事業年度の確定消費税額×3/12
3.直前期の課税期間の消費税額が4800万円超
のケース（予定分が年１１回払い）
課税期間開始の日以後1月ごとに区分した期間について、
その期間の末日の翌日から２カ月以内に
前事業年度の確定消費税額×1/12
なんだな。憶えておいてほしいんだな。
起業したばかりの人は年一回の予定納税が
多いんだな。3年目で2回か毎月予定納税する
人は大したものかも。
ちなみに、よく聞かれるのでついでに書いておくと、
法人税の場合は前年度の法人税額が20万円超で
予定納税（1回）となるのに対し、
所得税は前年度の予定納税基準額（前年度の所得と税額
により決まる）が15万円以上の場合予定納税（2回）
となるんだな。
ということで、予定納税の基準となる金額ハードルは
消費税が一番高いと言えるんだな。
では、今日はこのへんでー。