おはよ。東京都武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
調布市(調布、西調布、国領、つつじヶ丘、布田、仙川)、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は猛暑の金曜日。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺本町で
飲食店を営むお客さんに、
無料相談時に聞かれたんだな。
「お店の業績が最近よくないので、
お店のメニューの構成を変えようと
思っていたところ、知り合いから
ABC分析するといいと聞いたんですが、
ABC分析とは何ですか、ほんとうに
有効ですか」なんだな。
野良さんは水原会計事務所の農業奉行兼
飲食業(店)コンサルタントとして飲食関係を
専門分野の一つとしている関係で、
よく飲食に関する質問を受けるんだな。
また、そのとき、経営者からメニューや
プロダクトミックス、商品ミックスの
相談もよく受けるんだな。
そこで、今日はよく使われる基本的な概念について
ちくと書いてみるんだな。
飲食店(飲食業)にかぎらず、ABC分析は
いろんな業種で使われているんだな。
ただし、ABC分析だけでは不十分で、
クロスABC分析まですることを
おすすめしたんだな。
今回は飲食店なので、飲食業の
典型的ケースで説明するんだな。
ABC分析とは、まず、メニューを
A:全売上高の上位約70%を占めるメニュー
B:同じく上位20%を占めるメニュー
C:同じくく残りの10%を占めるメニュー
に分け、B~Cを検討し取捨する方法
なんだな。
この方法はよく使われているんだけど、
不十分なんだな。
実は、クロスABC分析までしないと
意思決定を誤る可能性が高いんだな。
クロスABC分析をするには、
まず、それぞれのメニューの一定期間を粗利益
を計算し、同じくABC分類するんだな。
なお、粗利益というのは売上高から材料費を
除いた大まかな利益のことを
言うんだな。
次に縦軸に粗利益のABC分析結果を、
横軸に売上高のABC分析結果をプロット
するんだな。
そうすると、売上高ABC分析では
C評価でも、粗利益ABC分析ではA評価
に位置するものが一目瞭然
なんだな。また逆も然りなんだな。
足をひぱっているメニューや力を
入れたくなるメニューが丸見え
になるんだな。
このような分析手法をクロスABC分析
と呼ぶんだな。
もちろん、あくまでもクロスABC分析といえど、
メニューを決める際のたたき台になるだけで、
最終的には、経営者の戦略や経営方針が
重要な影響を及ぼすのは言うまでもないんだな。
では、今日はこのへんでー。