おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
国分寺市(国分寺、西国分寺)、国立市(府中)
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の金曜日。がんばろ。
昨日、東京都吉祥寺本町の起業・会社設立無料相談
のお客さんに聞かれたんだな。
「Sコーポレーションで会社を設立したいんだけど、
どのくらい手数料がかかりますか」なんだな。
アメリカで活躍したことある起業家にたまに
聞かれるんだな。
HPを見ていろいろTELして聞いたけど、どこも
「うちは海外ものは扱っていない」というつれない返答で、
吉祥寺界隈の税理士事務所を転々とし、やっと
わが税金駆け込み寺の存在を聞きつけ、流れ着いた
みたいなんだな。
Sコーポレーションはアメリカでは有名
なんだな。
よく利用されている会社形態だけど、
日本では残念ながらいまだ
日の目を見ていないんだな。
Sコーポレーションはアメリカでは
税務上認められているんだな。
この法人形態は、株主全員の同意のもとに
税務署への届け出さえ行えば
認められるんだな。
この法人は最大の特徴は、法人格があるのに、
法人段階で課税されず、所得(利益)が出資者
に分配され(パススルーという)、出資者のレベルで
はじめて課税されるんだな。
日本にもLLP(有限責任事業組合)では所得が
個人に分配(パススルー)され、個人レベルで課税
されるんだけど、法人格がないので、対外取引関係上
の契約や不動産等の取得がLLP名義ででき
ないんだな。さらに他の法人組織への組織変更も
直接できないデメリットもあるんだな。
日本では法人格を取りたければ、LLC(合同会社)を
選択しないとダメなんだな。
日本も早く国際標準として、
LLCとLLPの長所を併せ持つSコーポレーションを
早く法整備して可能にしないと、国際競争
に勝てないんだな。
では、今日はこのへんでー。