わたしは、まだまだ意識が眠っているので、
たまに垣間見えることを書きながら、考えを整理しています。

なので、一応自分がこの時点で、こうだ、と思うことを書いていますが、あとで「あ、違った。」と気づくこともあり、保留の考えもあります。

そのひとつが、時間、過去世について。

これについては、いわゆる過去世と言われるものについての体験と考察が、まだ途中です。
ですが、考えを整理するためにも、ある体験を書いていこうと思います。


わたしは、いわゆる過去世というものを、今までいくつか思い出したり言われたりしています。
一時期、スピリチュアルに興味を持つにつれて過去世退行に惹かれる時期がありましたし、突然自分で思い出してビジョンに現れることもありました。

過去世については

いわゆる過去世催眠によるものが、3つ。
過去世退行誘導テープによるものが2つ。
自分で思い出したのが3つ(スターシードは除く)。
ひとに見てもらったのが6つ。
夢でみたのが4つ。


この中で、ひとに見てもらったのは正直、実感がほぼないのでわたしの中では保留にしています。
ただし、あとで、あの過去世は本当だったんだろう、と確証が持てたものもいくつかあります。

なので、いわゆるスピリチュアル能力で視える、という方を信じていない訳ではありません。

自分で思い出して、というのは、ビジョンとか記憶のよみがえりが主ですが、夢でみた、というのも自分で思い出した、と言えると思います。

とりあえず、わたしの中では過去世というものが存在していて、過去世を知ることで悩みやトラウマや、そういったものが解決されることもある、という認識でした。

時間については本では、幻とか螺旋だとか4次元とか、全部の時間が同時に存在する、とかパラレルワールドとか、知識は知っていましたが、とりあえずわたしが感覚的に納得できるのは、一直線の、過去、現在、未来、の時間軸でしたので、自分の中ではそれが時間の流れの認識でした。

前置きが長くなりましたが、書きますね。

20代の終わり頃。
わたしは夫婦関係に悩んでいました。

よくあるかも知れない話ですが、
少し前に夫の浮気問題が一応の終息をみて、再構築だったのです。
わたしの胸中は荒れていたし、色んな葛藤で苦しんでいました。
すでに精神的には、この問題でかなり病み始めていたので、言えないような状態でもありました。子どもがいたので、かろうじて理性を保って生きていた感じです。

そしてある日、まだ乳児だった1番下の子どもを抱いてぼんやりとしていたとき、フッとあるビジョンが浮かびました。ある過去世でした。

夫は司祭で、わたしはいわゆる魔女と言われるような存在でした。とはいえ、わたしがやっていたのは薬草を患部に塗りながら歌をうたって、その音の波動で治す、というものでした。
自分としては、どちらかと言うと薬師とか医者のような感覚でした。

そして司祭だった夫とは当時、普通に仲の良い友達のような関係でした。
しかし、司祭だった夫を慕っていた女性がいました。

そしてちょうど魔女狩りが始まり、女性は、わたしが魔女である、と密告しました。
司祭の夫は魔女ではないことは分かっていましたが、わたしをかばうことは立場上難しく、わたしはそのまま処刑されました。

その過去世がみえたのです。
「そういうことか!」
その瞬間、エネルギーが現在のわたしに戻ってくるのがわかりました。
魔女だった自分の過去世が、今のわたしに吸収されたのです。
ものすごくエネルギーに満ちた感覚になりました。

それまで色んな過去世を思い出しても、こんなことは初めての経験です。

そして同時に理解しました。
全ての時間は、同時に存在している。
過去、現在、未来、全て同時に存在し、たくさんの分離した自分が、それぞれ独立した自我を保って生きている。
それを、直線的な時間で捉えると、過去世、今生、未来世となる。

そして自分が、ある別の自我・・・過去世とか・・・と直面して受け入れたとき、別れた自我がひとつになるのです。

ちなみに、精神的に病んでいた症状ですが、この瞬間に嘘のように消失しました。
そして、一時的に魔女的な過去世のエネルギーのせいか、1ヶ月くらい霊能者バリの能力を発揮しましたが、徐々に今生のわたしに統合されて落ち着いてきました。

今生のわたしは、魔女扱いされるほどの霊能力は必要じゃなかったらしいですね(笑)

とりあえず、分かったことは
時間は全て存在する、ということと、つまり過去、現在、未来の直線的な時間は違う、ということ。
あえて表現するなら・・・例えばバウムクーヘンみたいな層みたいな。

ひとつの場所があったとして、通常はひとつの現実が映し出されるけど、実際はたくさんの時間が重なって存在している。層のように。
上手く言えないけど。
・・・今度、考察として改めて書こうかな。

この体験でわたしの感覚が捉えたのは、ここまでです。

だからといって、時空間を自由に行き来するような能力はないので・・・残念ですが💦