1969年のパリゾーニ監督の映画。
メディア役がマリア・カラスって事でみてみた。
でも歌いません。
すでに声が出なくなったあとなのね…。
でも存在感は凄かったです。

初見でよく話がわからなくて、ウィキペディアとかで内容調べてから見直しましたが、やっぱりよくわからない不思議な内容。
パリゾーニ監督の他の作品も観たことないしね。

そもそものギリシア悲劇のストーリーを知らないと、何やってるんだかさっぱりな内容です。
というか知っていても、よくわからない気がします…。
特に前半は変ないけにえの儀式みたいな場面が延々と続きます。

まーたぶん監督としては、神を求める人間のグロテスクさみたいなものを描くことがしたかったのではなかろうか。
メディアの話より、むしろこっちがやりたいのではなかろうか。
などと思いました。

いけにえにされる男の子が、なかなか可愛くエロいのと、彼が殺されるのに妙にニヤニヤしてるのが、なんか気になりましたです。

あとはカッパドキアか、すごい景色のところで撮影されているのも見所なのかと…。

それからケンタウルスのちゃちめな出来も、なんかツボ。