2011年3月23日 快晴
6年前
ランドセルが歩いているような後姿を
見えなくなるまで見送りました
決まった通学路から帰って来ない君を
今日はどっちから出てくるかな?
と、ドキドキ、ハラハラしながら待っていました
雨の日
軒下に落ちてくる雨水の下で傘をさしてずっと遊んでいました
暑い日
ランドセルを下ろした背中は汗がびっしょりでした
寒い日
怪獣みたいと言いながら白い息を吐いていました
春の日
道端に咲いている小さな花を摘んできてくれました
6年間
いろんな事がありました
デコボコの曲がりくねった道だったけれど
たくさんの友に囲まれ
大好きだといえる先生方に出逢い
卒業式を迎えた君は
最高の笑顔でした
大好きな校長先生から贈られた詩
これからも君の道を歩いてください
卒業、おめでとう