普段は毒舌ですが、それはある程度の人間関係が形成されている間柄でのことなので、ブログでは極力言葉を選ぶようにしています。

色々な考えや感性の方がいますから。

ただし、今回は自分の感情を最優先にして書こうと思います。



一昨日、美容室でもうすぐ終わりだから迎えに来てもらおうとスマホを見て、「退団発表があった」という情報を知りました。

鏡に映る自分は、カットもパーマもカラーも終えてリフレッシュしているはずなのに、泣きそうな顔になっていました。

20年近くのお付き合いになる美容師さんが心配してくれましたが、何か話してしまうと泣いてしまう気がして誤魔化しました。


ここ数年は宙組が大好きで、他組も申し込むし観劇するけれど、宙組観劇回数が多かったです。

贔屓はもちろん同じ舞台に立つタカラジェンヌが好きで、いつも心から応援していました。

だから昨年の問題では、本当に悲しかったし苦しくもありました。

いっそ宝塚歌劇団を嫌いになれて、当事者でもないのにSNSで無責任に好き勝手言ってる人たちのようになれれば良いのにとさえ思うことがありました。

私の周りの友人・知人・同僚は、有難いことに私がつらいだろうと心配してくれたり、大好きなものを悪く言われることのつらさへの理解がありました。


先日、宙組公演を大劇場で観ました。

観劇前は自分がどんな感情になるのか不安でした。

どんなに批判されていても、自分の好きなものは好きです。

誰かが本気で好きなものを、平気で否定するような人が身近にいなくて本当に良かったです。


SNSで名前を出さないまでも個人が特定されるような記事を書いて散々批判していたり、宙組解体と騒いでいた人たちが、先日の公演では「宙組公演のチケット当たったから観に行きます」とか、退団発表後に「退団公演観行きます」とかいうのが目に入ってしまいました。


純粋に「どの面下げて言ってるの?」と思うんです。

自分が書いたことを忘れているのなら、ぜひご自身のブログを読み返していただきたいです。