1人ブラタモリをする方法

■古地図と今現在の街を見比べながら、

散歩をしたら楽しいと思いませんか。

ただ、古地図を手に入れるのが、

わりと手間だったりしますよね。

でも、最近はネットのおかげでとても簡単に古地図が手に入ります。

例えば、大阪の古地図なら、

大阪府立図書館デジタルアーカイブにあります。

こちらの検索窓に「古地図」と入れれば、

江戸時代（1688年）～明治時代（1900年）までの24枚の大阪の地図を閲覧できます。

こちらは、その1688年の地図です。

今では埋め立てられている川が、

縦横無尽に張り巡らされていて、堂島、中之島などは名前通りちゃんと島なのが確認できます。

車がなかった当時、

川で移動や輸送できる大阪は、

日本で一番便利な都市だったことは間違いないでしょう。

船が一番ラクで早かったのです。

地図を古いものから順にみていくと、

ぼくが住んでいる周辺は、

ただの川の中州のようば場所だったことがわかります。

そのなにもなかった場所が、

新田開発を許され、

だんだんと土地が増えていった様がリアルに感じられます。

ぼくが住んでいる場所は、

春日出（かすがで）というのですが、

当初は春日新田と呼ばれていたようです。

かすがしんでんが、いつのまにかかすがでになったわけです。

近くの神社の伝承では、

この辺りに鹿が出て、

鹿は春日の神様の遣いということで、

春日の遣いが出た＝春日出になったということになっています。

でもどうでしょう。

古地図を見ていると、

春日新田（かすがしんでん）が春日田（かすがでん）になり、

それが縮まって春日出（かすがで）になったというような気がしてなりません。

なんぼ江戸時代だからって、

こんなに山から離れた場所に鹿は出ないでしょうｗ。

まあ、古地図を見ていると、

本当にいかに大阪が水の街だったか、

そして今はそのほとんどが埋め立てられていったということがよくわかります。

みなさんも、

ぜひ自分の街の古地図を探してみてください。

古くからの大きな町なら、

都道府県の図書館のデジタルアーカイブでダウンロードできることでしょう。

とりあえず、

ぼくがみたところ、

大阪府立図書館以外では、

東京都立図書館、

神奈川県立図書館、

愛知県立図書館などのデジタルアーカイブでは古地図を見ることができました。

古地図を見れば、

自分の住んでる町をもっと好きになれるかもしれません。

面白いのでぜひ探してみてください！

それではみなさま、さきくませ！！

本日もありがとうございました！

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