なぜ建国記念の日に国生みの聖地淡路島に呼ばれたのか?その理由がわかりました! 淡路島ツアーその1 | 水ブロ

なぜ建国記念の日に国生みの聖地淡路島に呼ばれたのか?その理由がわかりました! 淡路島ツアーその1

■2月11日、建国の日。

 

何の因果か、国生みの聖地である淡路島に行ってきました。

 

 

まず行ったのは石屋神社(いわやじんじゃ)です。
 

淡路島の最も北部にある神社です。


額には、天地大明神と書かれています!

主祭神は、国常立尊(クニトコタチノミコト)。
配祀神はイザナギノミコトとイザナミノミコト。

 

この日本という国土を作ってくれた感謝を捧げるにはピッタリの神社です。

 

ここが俳優の渡哲也さんの地元だそうです。


神社の向こう側はすぐに海です。


海水浴場にもなっている砂浜をしばらく行くと見えてくるのが大和島。

柿本人麻呂が万葉集で歌った島です。

 

1300年前からほとんどこの姿は変わらないのでしょう。

海がきれいです。



かつては、島まで上れたようですが、今はコンクリートの橋が途中で崩れています。

 


ここからさらに北に行くと、見えてくるのは絵島。

絵島には西行さんの歌碑があります。

 

なぜ大和島と江島をまず見に来たかというと、

こちらはイザナギ・イザナミが国生みするときに一番初めに降り立ったとされる、

オノゴロ島の比定地の一つだからです。

 

個人的にはどちらかといえば、

沼島のほうに軍配をあげたいですが、

こちらも1000年以上前から、たくさんの人からその姿を拝まれていたことは間違いありません。

島の頂上には、鳥居が見えますね。

 

柵があって、島に直接上がることはできません。

 

しかし、これがオノゴロ島でないということは誰にも証明できないとも思います。


これがオノゴロ島の大地です。


少し離れてみるとこんな感じ。




そうそう、ここって子午線、東経135度が通る場所でもあるんですよね。

国産みの淡路島に、日本の時間の中心があるのはただの偶然・・・にしては出来過ぎですよね。

 

 

さらに少し歩くと、恵比寿神社があります。



古事記神話ゆかりの地という石碑が。


こちらが拝殿です。

主祭神は恵比寿さんこと、蛭子命(ひるこのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)。

 

 

拝殿の裏には岩樟神社(いわくすじんじゃ)があります。


この近辺は、岩屋港といわれますが、

「西宮のエビスさん」の本家は岩屋であるという説があるそうです!

 

こちらが、イザナギ、イザナミ、そしてヒルコがご祭神の岩樟神社。

 

イザナミ、イザナギは、オノゴロ島に降り立ったあと、

ヒルコとアワシマという子供を生みます。

 

しかし、ヒルコは足が立たず、

アワシマは形がはっきりせず。

 

イザナギ・イザナミは葦舟に乗せて流してしまいます。

 

その後、イザナギ・イザナミは国生みをやり直し、

淡路島を皮切りに日本国土を産みだします。

 

 

そして、ヒルコが流れ着いたところが、兵庫県西宮市にある西宮神社。

アワシマが流れついたところが、和歌山県にある淡嶋神社です。

 

 

どちらの神社も淡路島の対岸にあるという日本のスゴさ。

 

 

後から神話に合わせて神社を作ったとしても、

1300年以上それが継続しているというのは、

本当にすごいと思います。

 

 

 

しかし、ここにきて気が付きます。

 

 

ヒルコとは。

 

 

天照大御神(アマテラスオオミカミ)の元の名前が、

ヒルメといったことは有名です。

 

 

明らかに、ヒルコとヒルメは一対の神。

 

 

ヒルコという名前には、水蛭子という漢字が当てられるため、気が付きにくいですが、

間違いなく元々は男性の太陽神だったはずです。

 

 

ヒルコもヒルメも太陽神。

 

 

本来なら、日本の最高神はヒルコだったのかもしれません。

 

 

しかし、実際には西宮のえべっさんとして祀られています。

 

 

西宮神社自体が、もともとは天照大御神の荒魂を祀るとされる廣田神社の摂社だったということも興味深い。

 

 

今回、なぜか建国記念の日に淡路島に来ましたが、

えべっさんことヒルコさまにも、

もっと感謝を捧げなさいというメッセージをいただいたように思います。

 

 

 

アマテラスさまが今日のように輝けるのも、

ヒルコさまのおかげでもあります。

 

 

あらためて、アマテラスさまとヒルコさま、

そしてその親神さまであるイザナギさま、イザナミさまに感謝です。

 

 

日本に生まれさせていただいて、

今日まで生かせていただいたことに感謝しかありません。

 

 

 

もしかすると、本当のオノゴロ島は、絵島であり、

ヒルコの本家もここなのかもしれません。

 

 

 

岩屋港周辺は、

古事記や日本神話のファンなら、

ぜひ訪れてみて欲しいスポットです!

 

 

 

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それではみなさま、

さきくませ。

 

本日もありがとうございました。

 

 

 

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