神社には共同体感覚を作るシステムがあった！！
■リュウ博士の新刊はもう読まれましたか？
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成功している人は、どこの神社に行くのか?
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まだの方はぜひ手にとって読んでみてください。
今作も、「神社というシステム」にどの本よりも迫った内容となっていましたね。
わたしたち、日本人にとっても、
神社というのは、
大いなる謎でした。
神社は小さい頃から、
気がつけばそこにありました。
しかし、
それがどんな理由で、
なんのために存在しているのか、
誰も説明できないし、
考えたことがありませんでした。
神道には、「あえて語らず」という考え方もあり、
本当に神社は「なんとなく」存在してきたと思うのです。
そんな神社にまったく新しい意味合いを加えたのが、
リュウ博士の前作、『成功している人は、なぜ神社にいくのか？』でした。
神社は、「愛の生産工場」であり、わたしたちのパフォーマンスも向上させるもの。
神社はただ、そこにあるものではなかったのです。
神社は、行って活用すれば、
人生がどんどん良くなる。
活用すべきもの！
そして、神社の神様は、
わたしたちの意識が集まって作り出した知的生命体。
神様は、日々刻々とわたしたちと一緒に成長している。
そんな発見も衝撃的でした。
これは、リュウ博士が、神道関係者や神社関係者ではなく、
どちらかいけば門外漢だったからこそ発見できたものだったのだと思います。
そして、統計学を駆使した調査は、リュウ博士の独壇場。
今作でも、神社とお墓とお金や幸福についての新しいデータが惜しみなく公開されています。
個人的には、なぜ先年アドラー心理学が日本でブームになったかの答えを本の中で見つけて、驚きました。
アドラー心理学の最終目標である共同体感覚。
これって神社そのものなのですね。
アドラーは、うつ病患者に「他の人に親切にする」ことをさせることで、患者を立ちなおらせました。
同じように、他人と共同体の感覚を持つのに、
神社参拝は大きな力となる。
いや、世界でも特殊とされる日本人の他者を思いやれる気持ち。
神社というシステムそのものが、
共同体感覚を養成する装置だったのです！
日本にだけなぜか残っている神社というシステムが、
日本人の特性にもなっているのですね。
あと、全体的に、リュウ博士の文章からさらにアクが抜けた印象です。
いや、もともとクセのある文章を書く方ではないんですが、
良い意味でさらにアクがなく、
垢抜けた感じがするのです。
本当に読みやすい！
神社好きなら、ますます神社が好きになること請け合いですし、
神社にあまり興味がない人は、なおさら必読の一冊となるでしょう。
気になって調べてみると、
垢抜けとアクが抜けるは語源は同じみたいですね。
今年はどの神社にお参りしようか・・・・。
この本を読んで計画を立ててみるのも良いかと思います！
最後に、本のおまけにおみくじがついてます。
僕はスサノオが当たりました！
このメッセージも嬉しかったな。
読んだ方は、ぜひ何が当たったか教えてください！
それではさきくませ！
本日もありがとうございました！！
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