あれは祭りだったんだな

■まだイベントの余韻に浸ってはおります。

いただく感想も驚くほどよいものばかりで、

またやってほしいというお声もたくさんいただいております。

とはいえ、

そろそろ日常へと帰っていかなければなりませんね。

関西・夏のスピリチュアル祭りのメインテーマは、

「スピリチュアルを日常に活かす」ということでしたから。

しかし、やはりあのイベントは祭りだったなあと改めて強く感じています。

祭りの定義をご存知でしょうか。

日常から切り離された特別な時空に人々が集い、各種の儀礼行為を経験することによって、潜在的に持つ理念を実感として共有する行動様式。

難しい表現ですが、あのイベントはまさにこれを実現していました。

日常から切り離された特別な時空。

あの空間は確かに日常ではありえませんでした。

そして、そこにあの長時間いたのです。

そこで体感したのは、スピリチュアルという概念。

本当にハレの日の非日常体験ができました。

みんなの意識を集合させる、

まさに祭りとなりました。

以前にも書きましたが、

かつては地域社会のお祭りで、

人々は集合意識の中に入っていきました。

春や秋ごとに行われるお祭りで、

地域の集合意識というものが形成され、

人々はそこに浸ることができました。

しかし、現代は地域のつながりは希薄です。

昔ほど、かつてのお祭りには集合意識を形成する力が残っていません。

しかし、集合意識にふれることは、

人にはなくてはならない儀式です。

集合意識に触れないと、

人は孤独を感じ、

力が発揮できなくなります。

集合意識に触れることによって、人々は愛に目覚め、貢献しようという心を持つことができます。

（これはリュウ博士の神社論のパクリです）

それは、生きていく力を得るということにつながっていくのです。

野球観戦、サッカー観戦、コンサート、ライブ、コミケなど、

人々は集まることによって集合意識に帰ることを望んでいます。

同じ志向をもった集合意識に包まれると、

人は元気になる。

すばらしい登壇者と、

１５０近い出店ブースと、

1,000人ほどのお客様が長時間、

非日常な場所で、

時間を共有する。

自分たちで主催しながら、

「ちょっとこのイベント長すぎるなあ」とも少し思いましたが、

やはりあの長さもお祭りの非日常体験としてはなくてはならないものだったようです。

もともと個人的には、

奇しくも同じ日に開催されていた、

ロックフェスの「サマーソニック」や「フジロック」のようなイベントのイメージがありました。

一日中非日常の場所で音楽に浸り切る。

同じように一日中スピリチュアルというキーワードと概念に浸り切る。

そんなお祭りがあってもいいのではないか？と。

そして、東京ではなく、関西、神戸でこれだけの人数が集まり楽しんでいただけたという事実。

これは、これからこういったお祭りがもっと必要だという一つの証明になったと思います。

クラウドファンディングの大成功から本番の大成功まで、

新しいカタチのお祭りの提示ができたのではないでしょうか？

孤独な現代人に力を与える、

そんなイベントがもっと増えることを祈って今日の記事を終わりたいと思います！

それでは、みなさま、さきくませ！

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