2024年初投稿!外来種(ブラックバス)問題 | まちがいだらけのブラックバス害魚論

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みなさん、こんばんは!

 

2024年、初投稿です。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

仕事やらなにやら、忙しくて、投稿頻度、低めですが、、、

 

ブラックバスを始めとして、外来種が害魚扱いされている現状を変えるべく、ブログを通して、微力ながら、啓蒙活動をしていきたいと思っております。

 

ま、この戦いは、勝つことが目に見えているので、あとは、時間の問題だと思っておりますが、問題解決は、早ければ早いほど良い!ので、限られた時間の中ではありますが、たくさん活動ができればいいなと思っております。

 

さて、今回、なにを書こうか、今時点でも迷っていますが、、、

 

とりあえず、ペンの進む方向に合わせて、気まぐれに書いていこうと思います。。

 

まずは、なぜ、ブラックバスが害魚ではないのか!?について・・・

 

まず、ブラックバスなどの外来種が害魚扱いされるのは、

 

①外来種が入ることによって、従来の生態系が破壊される

②釣り人による密放流によって、外来種の生息域が拡がっている

 

この2点が主に、問題視されている部分だと思います。

 

これについて、解説していきます。

 

まず、①については、

 

よく言われている、外来種によって、既存の固有種などの個体数減少、あるいは絶滅に追いやられるといった、生態系破壊の問題ですが、

 

これは、100%、有り得ません!!

 

私は、すでに、約40年、バス釣りをしてきていますが、それこそ、いろんなフィールドを回っています。

 

もし、ブラックバスなどの食物連鎖ピラミッドにおいての上位捕食者が、下層の捕食対象の生き物を喰い尽くしてしまうのであれば、多くのフィールドで、ブラックバスしか居ないようなとんでもない状況になっているはずです。

 

しかし、現実を見てみれば、日本全国には、小さな野池を含めれば、何万?というような無数のフィールドがありますが、そんな悲惨な状況に陥ったフィールドはありません!

 

※ただし、水質などの環境激変によって、従来生息した在来種などが絶滅し、比較的環境変化に強い、ブラックバスやブルーギルのみになってしまった小さなフィールドは存在します。

 

小さな野池でさえ、ブラックバスが悠然と泳いている横で、捕食対象となる、在来種も多く存在している現実を見てきています。

 

これは、理屈ではなく、自然界には、外来種であろうと、生態系のピラミッドで表されるように、四角ではなく、三角形の状態、つまり、上に行くほど、個体数は少なくなり、大型になる、という自然界の絶対法則がそこにあるからです。

 

ブラックバスなどの、外来種であり、上位捕食者は、まず、居心地の良い場所、つまり、エサや水質、地形、流れ、などの様々な要素が、満たされた場所にしか、定着しません。もちろん、繁殖もしません。

 

そして、それらの条件が満たされた場所であれば、生息するわけですが、これは、自然の摂理とでも言いようがないですが、生態系ピラミッドの下層にいる捕食対象の生き物を喰い尽くすなどというようなことは絶対にありません。

 

今まで、長い間、いろんなフィールドを見てきていますが、食物連鎖ピラミッドの通り、そのフィールドの適正値に落ち着きます。もちろん、一時的な増減はありますが、これはどんな生き物でも同じです。

 

つまり、生態系ピラミッドの『三角形』という自然界の絶対法則を満たそうという、自然界のメカニズムが働きます。

 

そうでなければ、上位捕食者自身が、エサがなくなってしまい、生きていけないわけです。

 

これが、釣りをしない、いわゆる、一般の国民には、分かりません。

 

このブログでは、再三、言っていますが、釣り人は、『自然観察者』です。

 

いわゆる、現場経験の少ない、えせ学者、御用学者、が、テレビやインターネットなどで発信し、現場経験の少ない一般人がそれを鵜呑みにし、現在の、ブラックバス害魚論が出来上がった訳です。

 

日本の在来種などの個体数が減った原因は、間違いなく、ブラックバスなどの外来種ではなく、環境変化が原因です。

 

つまり、人間による「開発」や農薬などが原因です。

 

そこの間違った認識が、現在の間違った対策につながっています。

 

この現状を変えていくことが急務です。

 

 

そして、②の密放流についてですが、

 

これも、世の中には、間違った認識をしている人が多過ぎます。

 

結論を言うと、密放流がゼロだとは言いませんが、密放流は限りなくゼロに近い、ということです。

 

世の中には、いろいろな人が居ますから、中には、釣った魚などを、他のフィールドに移した人もゼロではないでしょう。

 

しかし、先ほども述べたように、そのフィールドが生息に適した条件でなければ、定着もしませんし、繁殖もしません。

 

そして、定着、繁殖したとしても、そのフィールドの生態系を破壊するというようなことは絶対にあり得ません。

 

そもそも、私は約40年、バス釣りをしてきていますが、密放流などしている人など、出会ったことがありませんし、そのような状況も見たことがありません。

 

そもそも、釣り人が誰一人居ないような小さな貯水池にもブラックバスは居たりしますし、釣り禁止で長い間、釣り人が誰も入っていないような池にも、ブラックバスが居たりします。

 

現場経験のない一般人は、釣り人が自らの欲望の為に、違法放流をしている、とメディアが報じれば、その情報を鵜呑みにしてしまいます。自らの目で、その現場を目撃していないにも関わらずです。

 

ブルーギルなど、釣り人に全く人気のない魚が、日本全国、末端の野池にまで拡がっている事実を知れば、ブラックバス、ブルーギルなどの外来種が、密放流によって拡がったのではなく、自然拡散によって拡がったということが理解していただけるのではないかと思います。

 

自然拡散、つまり、日本全国の湖や池、河川などは、水路やU字溝などでつながっていて、特に稚魚など、体が小さい個体は、容易に移動するということです。これは、自ら移動するというよりも、水流によって、流されるという方が適切かもしれません。

 

これは、私が、実際に目の当たりにしたことなのですが、野池に流れ込むU字溝で、体長3cmくらいのバスが流れてくるのを捕まえたことがあります。

 

つまり、私たちが、部屋でくつろいでいる間にも、仕事している間にも、寝ている間にも、日本全国で生き物は拡散しているということです。

 

他にも、洪水などが起これば、魚は容易に拡散します。

 

霞ヶ浦などはその一例です。

 

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私の地元でも、水抜きされて魚が全く居なかった野池に、洪水によって、一夜にして、魚がウジャウジャになった現実を見ています。

 

間違った認識による、間違った対策を変えていかなければなりません!

 

長くなりましたので、今日はこのへんにします。

 

これからも、自然環境の真実を発信していきます!

 

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