食害によって、ある特定の種が絶滅することはあり得ません。
それは、捕食による個体数減少によって、個体数密度が低くなり、捕食すること自体が難しくなるからです。
種の絶滅の背景には、必ず、自然環境の変化、産卵場所の減少があります。
自然環境や産卵場所が健全であれば、捕食されることによって減少した個体数は、産卵によって、必ずその個体数を回復します。
それは、自然の摂理であり、絶滅危惧種は、自然環境の変化に大きく関与する人間への警告です。
つまり、種の絶滅を防ぐには、人間以外の動物ではなく、人間自身が、そこに関与しているということに気付く必要があります。
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生き残る種とは、
最も強い者ではない。
最も頭の良い者でもない。
変化に最もよく適応した者である。
~チャールズ・ダーウィン~
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