子供の頃から勉強が嫌いで

運動ばかりしていたけど

それで将来が決まるほどでもなく

「女の子だし笑顔が良ければ良いんじゃない?」

という

時代錯誤も甚だしい家庭で育ったので

特に勉強を強要される事なく

義務教育を終え

それでも何とか高校に進学し

そこで出会った友達は

ずば抜けて頭が良かった。


そんな頭の良い子が

偏差値の低い学校にいるワケは


志望校の入試当日

体調崩して受けれなかった。

そこ1本で決めてたから

滑り止めの高校もなくて

その時に受験できる高校が

ここしかなくて

何でも良いから受験した

らしい。


その子と仲良くなったのだけど

私の成績の悪さに

驚きを通り越して笑えるほどだったらしく


中学時代からの勉強を

付きっきりで教えてくれた。

まさに、中学時代の勉強を

やり直した感じ。


今まで先生の授業は

ちんぷんかんぷんだったけど 

その子の教え方が抜群に良くて

頭の中にスイスイ入った。


友達はいつも

「あなたは勉強が出来ないのではなくて

やらなかっただけ。」と

言っていた。


おかげで

順位はグングン上がって

5位以内には必ず

ランクインするようになった。

もちろん

その友達はいつも1位。


もともと偏差値の低い学校だけど

それでも達成感は半端なくて

友達も喜んでくれた。


おかげでその後の進路が

ぐんと広がって

私の人生ガラッと変わった。


専門職に就いて

難関(当時)な就職場に

就職できて 

私の中学時代を知る人は

驚きを隠さなかったし


中学時代の恩師に報告してしたら

泣いて喜んでくれた。


それも全部

あの友達のおかげ。


卒業して

離れ離れになっても

ずっと友達で

社会人になっても

職場の悩みとか

恋愛の話とかして 

相変わらず楽しく過ごしたけど


今は

わけあって

連絡が途絶えてしまった。


それでもあの頃のこと

私は一生忘れないし

恩を感じている。


「私が頑張ったんじゃなくて

あなたが頑張った結果」

テストの度に

言ってくれた。


こう言う姿勢は

私の子育てのお手本になってる。








友達に助けられた事

 

 

 

 

 

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