では、昨日の息子との再会の続きという事で・・・。
ご飯を食べたあと、2階のおもちゃ屋へ向かう。
エスカレータで手をつないで上る。
上がった所で、
「おんぶしてやろっか?」
と言い、息子をおんぶする。
保育園での面会では、これができない。 感激!。
しかし、たった3ヶ月なのに、息子も重くなったもんだなー。
(それとも私が衰えたのか?)
3ヶ月で5キロ痩せた影響で、おんぶ中、ジーンズがズリ落ちてくる。
それを直しながら、おもちゃ屋を目指す。
妻は 「もう歩いていきなさい」 と、無理におんぶをやめさせようとする。
余計な事を言うんじゃない。
おもちゃ屋近くで息子を降ろし、おもちゃ屋まで 「ヨーイドン!」。
すたたたたたたたたた、と、息子が走ってく。
それを追いかける、父。
おもちゃ屋で 「うさぎさんのおうち」 を探す。
奥まったところにそれはあった。
シルバニアファミリー。
これって女の子向けのおもちゃでは?
でも、いい。 息子が欲しがるのだから買ってやろう。
息子は、同居しているときから、ままごと好きだったもんな。
芸術家肌か? (← 親バカ)
おうちのセットが8300円。
家具セットが2300円。
赤ちゃんうさぎが900円。
その他、ちょこちょこ買って、計1万3000円 也。
●希、お前へのプレゼントにこんなにお金を使った事は初めてだな。
これも別居による財布のひもの余裕のなせる業か。
●希は、違うままごとセットを指差して、
「明日はコレ買う」
と言っている。
明日もこれればどんなにいい事か。
悲しいかな、お父さんは、次おまえにいつ会えるか分からない。
ひょっとして年内は、今日で最後かとも思う。
残りの20分位は、ゲームコーナーで、100円入れて遊ぶおもちゃの自動車とかで遊んだ。
息子は、時間制の「こどもひろば」で遊びたかったようだが、17時で営業終了していた。
ねばる息子に対し、店員が、お菓子をくれた。
また今度、早い時間に来ような。
18時。
お別れの時間が来た。
私 「車までおもちゃ持ってってあげるな」
妻 「ここでいい」
息子 「一緒に行く!!!!!」
息子のだだっこに押し切られ、外の妻の車まで3人で移動。
妻が息子を車に乗せようとするが、すぐに私の所に走って戻ってきてしまう。
「父ちゃんがいい」
うれしい言葉だ。 息子よ、今日はその言葉で十分だ。
保育園でのお別れの時のように、座って「抱き」して、
いち、にー、さん、しー、ごー、ろく、しち、はち、きゅー、じゅう と数え、
「バイバイな」 と言う。
息子もいさぎよく、バイバイしてくれた。
ベビーシートに乗り込む際も、「窓の外で見てて」とせがむ。
息子の座る助手席側のガラス越しに息子とバイバイ。
車は去って行った。
なんだろう。
「充実感」と「空しさ」が入り混じったこの心境は。
でも、良かった。 誕生日プレゼントを買ってあげられて。
必ずまた、遊んであげられる日は来る。
お父さん、待ってるからな。