毎週土曜日は多摩地域のトピックスをご紹介する多摩コラム

 

 

徐々に日常を取り戻しつつある昨今。

この夏休みも遠出ではなく、近くで過ごそうとお考えの方も多いのではないでしょうか。

 

多摩地域の周りにも魅力的なお出かけスポットはたくさんあります。

しかし、今回注目したのは「普段非公開の施設」です。

 

普段非公開の施設ということは、当然「気軽に行けるお出かけスポット」ではありません。

しかしながら、普段非公開であっても年に1度だけ一般公開される機会がある施設もいくつか存在します。

 

そこで、今回は多摩地域の中で「普段は非公開なのに年に1度だけ公開されるレア施設」を3つご紹介!

今年も例年通り公開されるかは未定ですが、興味があればチェックしてみてください!

 

 

 

 

1.東京管区気象台

 

まずは「天気」に関する施設から。

天気予報などでよく聞く「東京管区気象台」

 

東京地域の気象観測などを行っています。

そんな東京管区気象台は、実は清瀬市にあります。

 

もちろん、普段は非公開なのですが、年に1度夏休みシーズンに開放されます。
それが
 
お天気フェスタ
↑去年のイベントHP
 
正確には東京管区気象台の敷地内にある「気象衛星センター」という施設のイベントなのですが、
東京管区気象台が竹橋から清瀬に移転したことを契機に、昨年から東京管区気象台との合同開催イベントとして、施設公開しています。
 
昨年度は
気象に関するあれこれ
気象観測装置の公開
スタンプラリー
 
など楽しいイベントが盛りだくさんだったようです。
 
毎年夏休み期間に開催されるので、天気に興味のある方は要チェックです!!
 
 

 
 
 
 
 
2.日立中央研究所庭園
 
つづいては国分寺から。
 
再開発が進む国分寺駅周辺ですが、意外にも駅から徒歩圏内に緑あふれるスポットが多く存在しています。
 
殿ヶ谷戸庭園のように通常時から公開されているスポットもありますが、
今回はレア施設ということで「日立中央研究所庭園」をご紹介したいと思います。
 
↑↑
普段はこのように塀に囲まれて中に入ることができません。
 
普段は最先端技術の研究が行われている研究所ですが、その敷地はかつての武蔵国分寺の敷地だったとされ、その大自然が今も残されています。
 
そんな庭園が4月(桜の季節)と11月(紅葉の季節)に一般公開されます。
(テーマは年1なのに、実際は年2ですが、お許し下さい。。。)
 
日立のホームページによると
 
構内には約120種2万7千本の樹木が茂っていますが、中には化石期の植物といわれるメタセコイアなど珍しい植物もあります。
 
 南側の大池は、ハケと呼ばれる湧水を集めて流れる野川の源流の一つにあたり、大池も構内数ヶ所の湧水を利用して湿地に造られました。 池の白鳥、マガモをはじめ、林に群れる野鳥は、カワセミ、ヒヨドリ、カルガモなど40種を越えます。
 
とのことです。
 
残念ながら、まだ訪れたことはないので、写真でお見せできないのが残念ですが、
広大な池を中心として散策にぴったりの庭園が広がっているということで、想像しただけで素敵な光景が見られそうです。
 

 
 
 
 
 
3.府中刑務所
 
最後はちょっと意外な場所へ。。。
 
JR北府中駅近くで見られるこの高い塀に囲まれた施設
↓↓
image
 
ここは府中刑務所です。
 
もちろん、普段我々が入ることは絶対にありえませんが、こんな特殊な施設でも年に一度だけ公開される日があります
 
それが、
 
府中刑務所文化祭
 
一見近づくのがはばかられますが、普段刑務所でどのような作業が行われているのか、その内情を知ることができます。
 
例えば
受刑者が作った雑貨などの販売
刑務所で作られるパンの販売
など・・・
 
さらに目玉といえば刑務所内の見学ツアー
その名も
 
プリズンアドベンチャー
 
こんなポップなタイトルで大丈夫なのか??笑
 
昨年で42回を数えたこのイベント
意外にも(?)大人気のようで、当日は多くの来場者であふれかえるそうです。
 
開催は毎年秋。
 
ある意味「究極の非日常空間」ともいえる刑務所内を見られる貴重な機会。
ぜひチェックしてみてください。

 
 
 
 
というわけで、年1(または年2)しか公開しないレア施設を3つご紹介しました。
今年の公開はまだ未定ですが、気になる場所があればホームページなどでチェックしてみてください!
 
そして、これだけ偉そうに書いている私はまだどれも訪れたことがないので中途半端な記事になってしまいました。
もし「中に入ったことがあるよ!」という方がいれば、ぜひコメント欄でその様子を教えてください