多摩地域にある全160の駅について、訪れた駅の記録をつけていく「多摩駅めぐり」。
106駅目は、モノレールの北の終点「上北台」駅です。
先日このブログでもご紹介したとおり(リンク)、多摩モノレールの北終点・上北台駅~武蔵村山市~箱根ヶ崎までの延伸の着手が正式に決定しました。
開業時期は未定ですが、数年後には武蔵村山市に初の鉄道路線が誕生することになります。
というわけで、多摩モノレール延伸決定を祝して、数件後には終着駅から途中駅に変わる上北台駅をお散歩してみました。
上北台は、多摩モノレールの行先ではよく見る駅ですが、何があるのかよくわからない方も多いと思います。
そんな上北台をお散歩してその魅力を探りたいと思います。
【上北台駅 基本データ】
駅名:上北台(かみきただい)
路線:多摩モノレール(TT19)
所在地:東京都東大和市
停車する種別:各駅停車のみ運行
上北台駅のホーム。
多摩モノレールの駅はどこもほぼ同じ作りですが、屋根の梁がステーションカラーになっています。
多摩センターから北に向けて、オレンジ→黄色→黄緑→緑とグラデーションになっているので、上北台は深めの緑色です。
今はここが終点なので、この先の線路は途切れています。
しかし、数年後にはここから左に大きくカーブして、箱根ヶ崎を目指す線路が伸びる予定です。
多摩モノレールのお楽しみといえば、駅名標のイラスト
上北台駅は、多摩湖の取水塔ですね。駅からは少し遠いですが…。
本物↓↓
駅の改札口。
日中は2番線からの発車に統一されていて、1番線は使われません。
駅前の様子。
多摩モノレールの駅では珍しく、しっかりとしたロータリーが整備されていて、広々とした印象です。
上北台駅のある東大和市の観光マップです。
上北台駅からゆっくり30分ほど歩くと多摩湖に到着します。
寺社も意外と多いんですね!!
駅のロータリーに降りてきました。
カラフルなモニュメントと上北台の台所・コープです。
上北台といえば、メットライフドームに行くバスの乗り場がありますね(試合開催日のみの運行ですが…)。
立川勤務、ファイターズファンの僕にとっては、
仕事終わりにビジターゲームを見に行くときの最短ルートとして重宝しています。
特に、夕暮れの多摩湖を渡るときの景色がとても美しいんです!!
(写真を撮りそびれたのが残念…)
行き止まりのレールを反対側から見てみるとこんな感じ。
行き止まりのレールの先は、新青梅街道との交差点になります。
写真の左手に上北台駅があって、将来、モノレールはこの交差点を左折して写真の進行方向に伸びる予定です。
そんな新青梅街道をお散歩。
突如現れるお城のような建物!「カワイ化粧品」の建物
現在は使われていない「廃墟」のようです…
新青梅街道からさらに北へ歩くと芝中団地
巨大団地群ですね~~
…と芝中団地を歩いていると、何やら不思議な場所を発見!
洞穴??遺跡??
と思ったら看板が立っていました。
空堀川芝中調整池
大雨の時に先ほどの洞穴に貯水できるようになっているんですね。
芋窪街道です。上北台駅より北側はこのような住宅街になっています。
この先に多摩湖があるわけですね。
そんな畑がたくさんある一角。
そしてその向こうに見える巨大な工場は森永乳業東京工場です。
あの工場のところまで歩けば、隣の桜街道駅です。
というわけで、モノレールの終着駅・上北台駅をお散歩しました。
新青梅街道沿いのにぎやかな雰囲気から一歩中通りに入ると団地あり・畑あり・不思議なスポットありと意外な魅力がたくさんでした。
あと数年で途中駅に変わる予定の上北台駅!
これからの発展が楽しみですね!
<今回のお散歩コース>
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三鷹台(京王井の頭線)
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秋川(JR五日市線)