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多摩地域にある全160の駅について、訪れた駅の記録をつけていく「多摩駅めぐり」。
103駅目は、霊園からかなり遠いけど…「多磨霊園」駅です。
今回は京王線の中で調布と府中のほぼ中間に位置する「多磨霊園」駅をお散歩してみました。
その駅名のとおり、京王線の中では多磨霊園に最も近い駅。
しかし、快速と各駅停車しか止まらないこともあり、霊園以外はよくわからないのが実際のところ…
そこで、多磨霊園駅界隈の魅力を探りにお邪魔してみました。
【多摩霊園駅 基本データ】
駅名:多磨霊園(たまれいえん)
路線:京王線(KO22)
所在地:東京都府中市
停車する種別:京王ライナー×、特急×、準特急×、急行×、区間急行×、快速○、各駅停車○
駅のホーム
2線2面の対面式のホームです。
日中は10分おきに列車がやってくるので、それ以外の時間帯は非常に静かです。
改札機も4台のみで非常にこじんまりとしています。そのうち一台が作業中でも十分足りるほど日中は乗り降りが少ないようです。
北口は多磨霊園、府中運転試験場、武蔵小金井方面
南口は多摩川競艇場
そうそうたる顔ぶれの施設ですが、いずれも「最寄り駅」と呼ぶには結構しんどい距離だと思います。
まずは南口に降りてみました。
京王線の小さな駅は、このような落ち着いた商店街が形成されていることが多く、この駅もそんな雰囲気でした。
商店街にこんな電柱広告が…
さすが、霊園のある街…葬儀場もしっかりあるんですね。
商店街も駅から少し離れると、一気にのどかに様変わり。
そして、看板によると、この通りは「東郷寺通り」という名前のようです。
商店街の年季の入った看板
「TAMAROAD」と書かれていますが、ここはそのものズバリ「タマロード商店会」という名前だそうです。
そんな商店街を抜けてさらに南へ歩くと、先ほど通り名になっていた「東郷寺」が現れます。
創建は昭和初期という日蓮宗の寺院です。
「東郷寺」の名前の由来は、あの東郷平八郎の別荘に建てられたから「東郷寺」だそうです。
敷地に入るとすごく立派な山門が出迎えてくれます。
東京都の歴史的建造物にも認定されているこの山門は、一説には、あの芥川龍之介の「羅生門」のモデルになったといわれている由緒正しい山門だそうです。
お散歩の時点では、そのことを知りませんでしたが、知らなくても思わず圧倒されてしまうような、とても荘厳な雰囲気でした。
ここは枝垂桜の名所としても有名です。
そんな東郷寺を後にして、さらに南に行くと「しみず下通り」という幹線道路に辿り着きました。
京王線の線路と並行しています。
そんな「しみず下通り」を東へ歩くと、
「府中九中南」
の交差点
「ふちゅうきゅうちゅうみなみ」
平仮名で書くと切れ目がわからない…笑
この角を曲がったところに府中九中がありました。
「プロダクションIG」のハウススタジオ
「プロダクションIG」といえば「ハイキュー!!」とかで知られるアニメスタジオですが、ここはその貸スタジオだそうです。
取材のときはバリバリ稼働中でしたが、なんと1月末で閉館したそうです…。
今度は多磨霊園のある北口へ行ってみましょう!