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多摩地域にある全160の駅について、訪れた駅の記録をつけていく「多摩駅めぐり」。
64駅目となる今回は、立川のスポーツタウン「柴崎体育館」駅です。
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立川を南北に縦断する多摩モノレール。
そんな多摩モノレールには、珍しく「体育館」を名乗る駅が2つあります。
ひとつは立川駅の北側にある「泉体育館駅」。そしてもう一つが今回ご紹介する「柴崎体育館駅」です。
こちらは立川駅の南側「柴崎町エリア」にある体育館の駅。しかし、この街は体育館だけでなく、他にもスポーツにまつわる施設が結構充実しています。
そんな「立川のスポーツタウン」柴崎体育館駅周辺をお散歩しましょう。
【柴崎体育館駅 基本データ】
駅名:柴崎体育館(しばさきたいいくかん)
路線:多摩都市モノレール(TT10)
所在地:東京都立川市
停車する種別:各駅停車のみ運行
柴崎体育館駅のホーム。
このコーナーをよく見ていただいている方はおわかりのとおり、多摩モノレールの駅は基本的には同じ構造。
ただし、アーチ状にかかる梁の色が駅によって異なっていて、この駅のステーションカラーは「黄色」です。
柴崎体育館の駅名標。
立川公園の風景が描かれています。
柴崎体育館駅の改札口。
普段はこんな感じで非常に静かな駅です。駅員さんもいません。
ちなみに一日の乗降客数は約2,000人で多摩モノレールで4番目に少ないです。
駅前の風景。立川駅の南口から続く繁華街からちょっと外れたエリアになり、小さなオフィスも多くあります。
そんな駅前にあるのが立川公園です。
大きな広場がある、柴崎地区住民の憩いの公園です。
立川公園の一角にはこんなところも。
今はただの草むらにしか見えませんが、ここは菖蒲園になっています。
ちょうど夕方前だったので、麦わら帽子をかぶった地元の小学生が走り回っていました!
あの繁華街・立川駅からすぐの場所の令和の風景とは思えない風景です。
そして、立川公園の裏側にあるのが柴崎体育館。
駅名になっている施設ですが、駅からは少し離れています。
「立川公園駅」のほうがしっくりくる駅名のような気がするのですが・・・。
そんな体育館の浦が完全なる住宅街。一見どこにでもある細街路ですが、これこそ旧甲州街道!
歴史に名を残す街道がこんなこじんまりとしているとは。。。
そして、旧甲州街道はここで多摩川にぶち当たります。
川幅の広い多摩川に橋を架けることができなかったため、かつては立川と日野を行き来する「日野の渡し船」で川を渡っていたようです。
そんな多摩川岸は今はスポーツ施設が充実。
ここ柴崎体育館の近くにはテニスコートがあります。
ここから10分ほど歩くと、立川市民球場もあります。
そしてこちらが新奥多摩街道。
旧甲州街道とは違って、道幅も広くなっています。
ちなみに現在の甲州街道はココから少し東側にあります。
こんなちょっと変わった施設も。
都内のタクシーメーターが正しく作動しているかどうか検査する施設です。
立日橋。かつての日野の渡し船の代わりになるのがこの橋です。
空気が澄んでいるときはココから富士山が見えるのですが、今日は見えず・・・。
ちなみに、この橋は、立川から日野・八王子へ行くときには避けて通れない橋のひとつ。
最後に立日橋を渡るモノレールが画になる風景だったので一枚撮影。
多摩川を渡るモノレールは、外から見ても画になるし、車窓から見る景色もいいんですよね。
「たまモノ十景」を選ぶとしたら、必ず入る風景だと思います。
立川駅南口から少し離れた住宅地。
でも、川があってスポーツ施設があってすごく爽やかな街だと思います。
私は、立川に数ある街の中でも「住みたい街in立川」のナンバー1じゃないかと思っています。