土曜日はあちこちで大きな花火大会があったらしい
東京です
人混みが苦手なので
敢えて見に行こうとは思わなくなったのは
いったい何歳頃からだったでしょうか、、
今年は近くに聞こえるドーンという花火の音を肴に
馴染みのお店で
本を読みつつ過ごしておりました
よくしてくれた店長が異動するそうで
後任も紹介してくれたのですが
またまたこれがイケメン
顔で採用しているんですかっていうくらい
ブサメンゼロなお店なのです
(お料理ももちろんおいしい)
心ばかりをお渡ししたのですが
常連たちにたいそう立派なお返しも下さって
なかなかよくできた若者だわ
帰り道は
花火を見た帰りの笑顔の人々がたくさんで
おやおや
なんか
少し寂しい気持ちがふっと湧いて
そしてすぐ消えた
1人でなんでもできるけど
旅行もフレンチオーベルジュも
カウンター寿司もファミレスも
海水浴やディズニーだって1人で行けるけど
やっぱり1人花火大会は
ちょっとできるか微妙
(あ、そういえばひとり焼肉もまだ行けていない!)
来年の夏をどう過ごそうか
今から計画を練ろうと思います
というか今年は年末年始の休暇が長いのですよ!みなさん
どう過ごすか考えよう
早く円安なんとかならないかなー
さて先日
雑誌のコラムやエッセイで好みの
ジェーン・スーさんの講演会に行ってきました
もちろん
聴衆はほぼ全て女性
まぁ、女性向けのコラムが人気というのもあるからなのかな
かくいう私もCREAだったか何だったかの雑誌で初めて知って
なんか親近感湧くな、と思ったのが最初でした
ジェンダー論的というか
「自己肯定感」ではなく「自己受容」とおっしゃる話
まぁありがちなお話なんですが
ジェーンスー節にかかると、ですよ
なるほどーと思うんですよね
例えば
・自信=自己受容している
・「普通」はどう作られたか→ナイチンゲールやマザーテレサ(=無償の愛)、ヘレンケラーやキュリー夫人(=忍耐、努力、克服)→「こうあるべき」として我々は刷り込まれている
・女らしい≠女っぽい(女っぽい、は悪口。女らしいを目指せという世の中の刷り込み)
・「女は強い」=「我慢強い」←作られた女らしさ
・自己受容できない=能力のせいではない(自分の能力を認められない?(=インポスター症候群))
・変えられないことで悩まない、起きていないことで不安がらない→気持ちを「今」に置く(目の前にやる事があると良し)
とまあ
そんな感じで
スカッとしてて面白いし
グダグダもしてるし
ちょっとお金もらってるくせにそれ酷くない?的なのもあったけど
すごいファンもいらっしゃるみたいで
出待ちしてプレゼント渡そうとした人にも
「ごめん受け取れないのー」と走り去っていった
とてもサバサバしたお方
まとまってはいるし例えがわかりやすくはあるけれど
内容としてはありふれた話ではあって
ご本人のぶっとんだキャラで成り立ってる商売人だなぁと
やっぱり個性で貫ける人は稀有だよな
それこそこの方には「普通」は当てはまらないんだろうな
生きにくそうな性格っぽい気がするけれど
ここまできたら自由に発言できてむしろ生きやすいのかもしれない、と
冷静に聴いていて思いました