以前、お庭だけ立ち寄ったことがある
安曇野ちひろ美術館


とにかくお庭が広大で
飛び越えられるほどの小川がさらさら

夏だったら私も、大人気なく入ってただろう




展示室と展示室の間には
明るい吹き抜けの空間


休憩スペースには

あら
「廃人ソファー」と名高いビーズクッションがあるわ
これは大人も子どもも危険ねww 


雲が早い
台風が近づいているから


こんな撮影スポット
「おやゆび姫」のイラストです


いわさきちひろさんのイラストは
アンデルセンの挿画が多いのだけれど
私が知らない童話もたくさんあって
今度改めて読んでみようと思いました

そのほか
世界中のアンデルセンの絵や
メルヘン画もたくさん展示されていて

かわいい絵
怖い感じの絵
はっきりした絵
にじんだ絵

ボリューム的にもちょうどよかった

なにしろ連休最終日の夕方
もうほとんど人がまばらで、ゆっくり静かに堪能できました




カフェも併設
明るくてすてき!


残念ながら、帰りの電車を気にしていたので
またの機会に利用したいと思います


お庭に抜けて少し散歩

広大な敷地には、ほかにも棟があったのだけど
これもまた次回に

屋外展示にはベンチのような楽器が
とてもいい音
アルプスの麓に合う音色


晴れたり曇ったり


チケットは紐付きの札
カバンにつけました
見せれば何度でも出入りできる
かわいいイラストも数種類から選べます



帰りは最寄りの駅で友人とお別れ

無人駅!
乗れるドアが一つだけなので
思わずオロオロ


車掌さんの向こうには
田んぼを貫く1本の線路と
その向こうにそびえる北アルプス

大糸線、何度か乗っているけれど
好きです


Suicaはもちろん使えないので
車掌さんから切符を購入


あとはのんびり
車窓楽しむ




燕岳下山後の穂高駅
夕刻で人もまばら




山に囲まれた安曇野
いつかここに住みたいな



松本駅到着



友人と過ごした時間は数時間だったけど

ひさしぶりの会話に心が和んだ

なかなか会えない遠くの友達だからか
そして少しお姉さんの年の差からか
話しにくいこともぽつりと話せて

彼女の助手席で密かに涙がこぼれて

でも、目の前には北アルプスがそびえてて
夕日も目に眩しくて

もうなにがなんだかわからない感じになるのだった



目を見て話すのよ、と言われて育ったけど

横並びの会話も時として必要

大人になったということでしょうか