前回博物館に行ったので、今回は美術館へ




あえてなにも調べずに行ったら

あら、なかなかすてき!
やんばるの森の美 写真展

博物館は
うーん、今回はやっぱり美術館かな

何度来てもうっとりな館内
テーブル珊瑚のような柱
グッドデザイン賞をとってるんですって

そして最近リニューアルした3階のミュージアムカフェ
カメカメキッチンさん
旬の島野菜のパスタランチ!
次回は是非おじゃましたいわ


ではいざ
あ、博物館の恐竜が見えます
そっちも行きたかったなぁ~

さてさて、他のミュージアムでも見ましたが、最近は多いです
写真OK、拡散してね、ってことのよう



入るなり圧巻の世界観
なんだろう、この圧迫感というかぐっと来るような
自然の力強さ

引き伸ばされた生き物の姿
できれば自然のなかで私もこの目で見たいけど

生き物たち、ひとりひとりと偶然出会って
今にも会話できそうな距離感



ヤンバルクイナがどういう生き物か
今回の写真展で初めて知りました
実際に自然の仲で撮影された動画も設置されているので
写真でみる生き物たちがどう動くか、どんな生活をしているのかも、学べてしまいました
なんかもう、ほぼ博物館です


エリアはカメラマンさんごとに区画されていて、それぞれのお好みがハッキリと違ったりするのもまた楽しい


書かれてるプロフィールをみると、元教員だったり
でも琉球大学出身者がそのままはまっちゃったパターンが多かったかな

カエル愛に溢れる人もあり

マイマイ(カタツムリ)愛に溢れる人もあり

なんだか、自然の生き物もおもしろいし、へーと思うことばかりだったけど

こうやってフォトグラファーさんの人間味というか、生き物を通してその人を知る、みたいな

そんなのも楽しかったです!

こんなのとかもね




特徴的な建物を内側からみるとこんなふう
少しだけ再現されたようなやんばるの植物たち

やんばるは比較的最近になって国立公園に指定されたというのもびっくりだけど
ぜひ世界自然遺産に指定されてほしいです


本展覧会のびっくりポイント
それは
写真展の作品から抜粋されたすばらしいプログラムがいただけること!

やはり会場でみる迫力とは違うけれど
帰宅してもやんばるを思い浮かべられる、とってもすてきなパンフレットです
(一番楽しめた、オクマプライベートリゾートのガイドさん、篠原太郎さんのページ、いつかこの人の案内で森に行ってみたい!)



さて、同時に企画展示としていくつかあったのですが
この旅のいい出会いだったのが、安次富長昭(アシトミ チョウショウ)さん
沖縄の人の名前って、ほんと読めないわ

様々な作品のなかでも私の心をつかんだのは
聖火台、切手、ロゴマーク、公共施設の緞帳、本の表紙
いろんなもののデザインの原画 

写真でお見せできないのが残念ですが、切手のデザインって、こういう絵コンテから出来上がるんだ、と興味しんしん

特に、中高生の頃、切手集めに凝っていた時期もあって(今思えば渋い女子高生だったわ)

(yushu.or.jpより)
こちらのふるさと切手なんかも
なんか見たことがあるような気がする!とやや興奮、笑


そんなこんなで、またまたおなかいっぱい!な気分になれてしまった
沖縄県立美術館だったのでした


やんばるの森の美写真展は、6月25日まで
安次富長昭展は10月15日まで

どちらもおすすめです