もう2カ月以上が経ちますが,なかなか行けないところだと思うので,ブログに書いておこうと思います。


旅の目的は・・・趣味のひとつでもある,マラソン大会への出場!です。

初めての沖縄県,そして初めての遠征。

最近は「旅ラン」という言葉もあるようですが,いつも走らないところを雰囲気を味わいながら走ってみたい,そして西表島なんてめったに行けない,と思ってエントリーしました。

出発地はいつもの羽田空港。羽田―石垣直行便です。

前日に機体変更となり,普通席料金なのに,クラスJシートに座れることになりました!ラッキー☆

友人と空港で待ち合わせて,大好きなDEAN & DELCAでたくさんパンやマフィンを買い込み,いざ飛行機へ!


石垣島上空の風景。


みずたまもよう-石垣到着
サンゴ礁がお出迎え。

日本のサンゴ礁を初めて見る私は,窓にくぎ付けでした。

2月上旬,東京は寒さのまっただ中ですが,まさに南国の景色に感動しました。



みずたまもよう-石垣到着
新石垣空港(建設中)です。

滑走路はできているみたいですが,ターミナルビルはまだ更地。

この空港については,建設に賛否両論あって大変だったみたいですが,滑走路が延びるので,那覇で給油せず東京まで直行できるようになるのだとか。

たしかに,石垣島の自然には影響あったでしょうね。



みずたまもよう-石垣到着
「おーりとーり 石垣島」

いらっしゃいませ,ということでしょうか。

那覇が「めんそーれ」だと思いますが,少し離れた八重山では,言葉も違うようです。

ちなみに,石垣・西表・竹富・小浜・黒島・新城・波照間・鳩間島などを八重山諸島といって,

沖縄本島や宮古島諸島などとははっきり区分けされているみたいです。

島民の方も,そこは強く思っているみたいでした。



みずたまもよう-石垣到着
空港へ到着すると,みんな自分の足で到着ゲートを目指します。

けっこう物珍しいのか,写真を撮っている方多数。

そしてさりげなくチェックすると,すでにランナー風な方もちらほら。




みずたまもよう-やまねこ
すでに夕刻。東京より日の入りが遅いのが幸い,すぐに宿にむかい,自転車をかりて近くの浜辺へ。

雲が多くて日の入りは望めませんでしたが,明日のレースに向けて深呼吸。



みずたまもよう-やまねこ
お夕飯は,石垣牛の焼肉屋さんへ。空港で教えてもらったお店で,とってもおいしかったです。

これは,スーパーで購入した朝ごはん。

ご当地ものです。

ちなみに,かまぼこはガイドブックで見て初めて知りましたが,「ジューシー」というのが石垣島を出るときまでまったくわかりませんでした。

八重山(沖縄?)でいう,炊き込みご飯のことです。

ジューシーかまぼこというのは,かまぼこの中に炊き込みご飯が入っている食べ物でした。

なるほどー。しかし,どうやって作るんだろう。



みずたまもよう-やまねこ
翌朝,宿にて。

こんなおもてなし,大感激です。

ちなみに今回のレースは,西表島の一年で一番のイベントということで,石垣島ももちろん盛大に応援してくれます。



みずたまもよう-やまねこ
離島ターミナルにて。

すごい雰囲気。かなり焦りが募ってきます。

だって,ウェア(や筋肉)でみんなすごそうにみえるんだもの。



みずたまもよう-やまねこ
小学生が作ったのかな,看板です。

宮古島トライアスロン開催日に宮古島行った時も,空港ではトライアスロン大会展をやっていました。

空港やフェリー乗り場でも,さらに雰囲気が盛り上がってきます。

出場者にとっても,こういうお出迎えは大変嬉しいものです。



みずたまもよう-やまねこ
これがすべてレース参加者のフェリー待ちの列です。

普通の観光客が困らないように,出場者は臨時便に乗せられます。

たぶんすごい台数でピストン輸送をしていたはず。

あいにくこの日は曇り時々雨,海はかなりしけていて,でも出場者を西表まで運ばなければならないので,若干強行的な運航。

私もかなり酔いましたが,船酔いでレースを欠場した人も少なくなかったとか。

足元には水たまりができ,天井からは波しぶきの雨漏り,窓をすっかり覆うほどの高波。本当に怖かった。



みずたまもよう-やまねこ
会場周辺です。

スタートどゴールはこの小学校。

子どもたちと保護者の方がたくさんボランティアで支えてくださって,本当に感謝でした。


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レースは小雨の中でしたが,完走しました!

レース後のふれあいパーティーは,それはそれは楽しく盛り上がったので,別な記事にします。

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レース翌日は,すっきりとした晴天!気温もあがりそう!(紫外線も強そう・・・)

ってことで,テンションが上がりました。



みずたまもよう-西表

ハイビスカス!ブーゲンビリア!南国の象徴です。



みずたまもよう-西表
遠くに見えた鳥。聞きなれない鳴き声。

本土のカラスとは違うし,リュウキュウアカショウビンでは絶対ないし,

カンムリワシでもないと思うし・・・固有種だったら嬉しかったのに!



みずたまもよう-西表
星砂海岸へ!

海岸へ降りる道。だんだん開けて海が見えてくる感じが最高!



みずたまもよう-西表


みずたまもよう-西表
足元には星砂とサンゴのかけら。

星砂は,かどが取れて☆って感じのものは少なかったけど,もっと海の深いところにはちゃんとしたものがあるんだろうな。



みずたまもよう-西表

みずたまもよう-西表
昼食は,上原港近くの,地元の方おすすめの食堂,新八食堂にて。

この日はお客さんが多かったからか,ソーキそばのソーキが売り切れとなってしまいました。

でも野菜たっぷりでおいしかったー!



島を半周して,東側へ。大原港へ向かいます。

途中,生物多様性センターへ寄り道。

前日の夜,「雨の夜は必ずイリオモテヤマネコに会います」とお話を聞きましたが,本当?

道路にもたくさんの「ヤマネコ注意」看板を見かけました。


みずたまもよう-西表
こんな状況らしいです。

私も目撃したい!!


センターのお庭にいたトカゲです。しばし見つめあう私たち。

つぶらな瞳がたまりません。

何トカゲでしょうか。只今,図鑑等で調べ中です。
みずたまもよう-西表


みずたまもよう-西表
由布島を眺められるところでは,牛が放牧されていました。

こちらの牛は,石垣牛?みんな黒牛です。




そして旅の終わり。

夕日がきれいです。
みずたまもよう-西表

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今回の旅行は,マラソン大会が主目的でしたが,初めての南国離島を経験し,「東洋のガラパゴス」西表島に踏み入れることができ,とても充実した3日間となりました。


なにより,西表島はもっといろいろな生き物をみたいので,島の自然観察のためだけに来るのもよさそうです。

また絶対来るぞ!

(来年のレースもでるぞ!)