Must read books!指差し










カケラ

湊かなえ






あらすじ


少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言。
美容外科医が真実の行方を追うミステリー長編!
『この作品の中には小さな「私のカケラ」があちこちに埋め込まれていて、湊先生の手によって、とても立派な「根も葉もあるウソ」に育てあげられているのです。』医師 友利新さん推薦!!

美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。有羽を追いつめたものは果たしていったい――。周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。








前回読んだ本も数人の登場人物がいて

過去からの繋がりを読み返しながら

伏線回収されていく。



今回の『カケラ』も同じくだったけど、

さらに神経を尖らせて読まないと

先に進めなかった。




人物の相関図とかでも書きながら読んだ方が良かったかもしれない笑




読了後、物語の中の点と点が繋がって、

伝わってきたものをじんわりと

感じられる作品でした。





物語の中で感じる体型によるルッキズム、、

特に学生時代は、人並み以上になると目立ってしまう。目立てば目立つほど、

人からの評価が厳しくなる。


いつからか、この『人並み』に縛られながら生きているのかなって。






でも実はまだ、

最後の最後ピンときてなくて、、😭



結局結末はじゃあ、あれであれだったの?

これでこーなったの?と色々と考えながらで

まだ、すっきりはしていないけれど。



最終的にはこの時間も

楽しめたかなと思います♡