以前述べた恋唄の定義が

「僕が恋した人に

捧げるように

恋する気持ちを

代弁してくれた歌…」

その定義を広げて

今回は過去ではなく現在形

それで少しタイトルが変わるが
恋唄に違いないので#2とした。
現在進行形の恋唄で
パートナーに対し(向けて)
まさにジャストフィットする
そんなラブソングがあり
今の自分の心境に
優しく寄り添ってくれる歌
今回はそんな一曲を
紹介するぜえ
とびっきりのラブソングを
愛し合ってるかーい


忌野清志郎の訃報から

10年以上経った。やっと彼が残した楽曲をガンガン聴けるようになった。そしてその中に今の自分の心境にぴったりで共鳴した歌を。

思えば生涯を通じて、ラブレターなんて何回書いただろうか?ぼんやりと思ったが、それらしきものは?回。

はっきりしてることは

多分もう書くことはないだろう

この歌そのものの思いを

ぶつけて受け止めてくれる人が

僕には存在しているからグラサン



歌:忌野清志郎
作詞:忌野清志郎
作曲:三宅伸治
幸せだよ 何でもない
こんな暮らしを 僕はとても気に入ってる
WohWoh

ソファーの上で 笑い合ったり
沈んだ時には 何気ない君の
仕草 僕のすべて それが僕のすべて
仕草 こんな日々を 重ねよう いつまでも

いい時も悪い日も とても愛しい君を
僕はずっと見てるよ そばで

通い慣れた 木洩れ日の中
昨日と同じ風が 君のブラウスにからまる
WohWoh

晴れた日にも 雨の日にも
幸せな笑顔 大切な君の
仕草 僕のすべて それが僕のすべて
仕草 こんな日々を 重ねよう いつまでも

いい時も悪い日も とても愛しい君を
僕はずっと見てるよ そばで

泣いたり笑ったり とても忙しい君を
僕はずっと見てるよ そばで ずっと



収録アルバムは↑の「GOD」


僕の勝手な思い込みだが

このアルバム「GOD」は

清志郎が自分自身の

「死」を強く意識して

「個」の存在にこだわり作成したのだろう

もちろん

清志郎の永遠の相方(パートナー)は

チャボ(仲井戸麗市)が絶対的な存在だが

あえてシメっぽくなるのを避けて

アルバム制作パートナーには三宅伸治を選んだ

出だしの曲「ROCK ME BABY」のギターリフに始まり、三宅は各楽曲で清志郎の投げかけに見事な反応をしている

そして、三宅の清志郎に対するリスペクトも強く感じられる

また僕にとっては

2つのラブレターが存在する

一曲も飛ばして聴けない

じっくりと聴きたい大切なアルバムだ


アルバムのラストナンバー

「JUMP」

清志郎が僕たち(ファン)に

いや清志郎が関わった大切な人

清志郎にとって近い人すべてに贈られた

最高で最後のラブレター

僕はそう感じる

いつ聴いて(いつ読んで)も

胸が高鳴り

困難な物事に立ち向かう勇気が湧いてきて元気にしてくれるのだ



見送り人ではないが、僕は好きなミュージシャンの生涯を音楽に捧げた人生の終焉をどれだけ目撃しなければならないのだろう…

ボケてしまうまではある痛みを持ってしても彼らの残した偉業を忘れずに、限られた楽曲を丁寧に大切に聴き込みたいと思う


            2024.2.14著者撮影


最後に、お互いの才能に惹かれあった

友人で「音楽仲間」の2人が奏でる

サイコーのデュエットを