今。

 

黙々とこの本を

読書中ですが。

 

昔読んだ時とは少し、

この本に対する印象が

変わってきています。

 

 

昔はひたすら、

面白い。

 

・・・と思ったのですが。

 

 

今はなんだか、

いろいろとめんどくさいと

感じることが多いです真顔

 

 

自分が

変わったんですねにっこり

 

 

・・・とは言いつつも。

 

 

ワクワクするお話も

たくさん出てくるので。

 

メモしておきたい

箇所は。

 

たくさんあります。

 

 

でも。

 

とりあえず今は。

 

最後まで読み通して

しまおうかとおやすみ

 

 

*******

 

 

この本の原版が

出版されたのは

2002年なのだそうです。

 

なので。

 

本の中に出てくる

考古学的な情報は、

 

20年も前の情報なので。

 

それは今の情報と比べると、

若干、古い。というか。

 

違う部分があります。

 

 

この20年で。

 

いろんな発見があって。

 

私達の認識も、

だいぶ変わりました。

 

 

たった、

20年で。

 

 

そう思うと。

 

理論や仮説というものは

ホント。

 

儚いものなのだなぁ。

 

・・・と、思いますおやすみ

 

 

そんなわけで。

 

この本では。

 

そういった古い情報の上に

理論や仮説を立脚している

ところもあって。

 

今、読んでいるところでは、

ネアンデルタール人のことが

いろいろと書いてあるのですが。

 

そこを読んでいると、

所々で。

 

「うーーーん。。。ちょっと不満

 

・・・となったりしますニコニコ

 

 

それに。

 

ボーッと

読んでいると。

 

ついつい古い情報に

引きずられそうに

なったりするので。

 

自分の中で。

 

今の時点の情報を。

 

整理しておきたく

なりました。

 

 

*******

 

 

この本が

出版された頃は。

 

世界最古の洞窟壁画は、

ショーヴェ洞窟の壁画で。

 

それが、3万2千年前。

 

 

一般的に。

 

ネアンデルタール人が

絶滅したと言われているのは、

4万年前なので。

 

 

だからこの本では。

 

洞窟に壁画を描いたのは、

ホモ・サピエンスだと

決めてかかっていますし。

 

ネアンデルタール人には、

芸術を持つような知性は

なかった。

 

・・・という方向で

話を進めています。

 

 

ネアンデルタール人と

ホモ・サピエンスの間に

交雑があった。

 

・・・なんてことは。

 

この時代にはまだ、

知られていませんでしたし。

 

デニソワ人の存在もまだ、

発見されていませんでした。

 

 

けれども今は。

 

ネアンデルタール人の

遺伝子が。

 

今現在の世界中の人達の中に

遺されていることも

解っていますし。

 

壁画も。

 

世界最古だと言われて

いるものは。

 

インドネシアの

リアン・テドング洞窟の

壁画で。

 

 

その時代はなんと。

 

ショーヴェよりも

1万年以上前の、

 

4万5500年前。

 

 

 

 

今までは。

 

洞窟壁画というと、

西ヨーロッパ。

 

・・・でしたが。

 

これは、

インドネシア。

 

・・・というところが、

なんともまた。

 

 

更に。

 

これ以上に古く。

 

6万5千年以上前に

描かれたと思われる壁画も。

 

実は見つかっていて。

 

それは。

 

ネアンデルタール人が

描いたのだろう。

 

・・・とも言われています。

 

 

 

 

 

 

 

以前は。

 

ネアンデルタール人

というヒトたちは。

 

アフリカにいた

ホモ・サピエンスとの

共通祖先の一部が。

 

ヨーロッパ方面に

進出していって。

 

その進出先で独自に

進化して、

 

ネアンデルタール人になった。

 

・・・と言われていましたが。

 

 

そのあたりもまた。

 

今は情報が

変わってきているようです。

 

 

一説によると。

 

 

アフリカには昔。

 

ハイデルベルク人がいて。

 

このヒト達が。

 

ホモ・サピエンスと、

ネアンデルタール人と、

デニソワ人の共通祖先では?

 

・・・と言われていたりも

するようです。

 

 

ハイデルベルク人はいわゆる、

原人(or 旧人)で。

 

ホモ・エレクトスの亜種。

・・・と区分されることも

あるそうですが。

 

エレクトスよりも、

脳の容量が大きいのだそうです。

 

 

この、

ハイデルベルク人から、

 

約50万年前に、

ホモ・サピエンスが

分岐したそうです。

 

 

そして、

分岐しなかったほうは、

そのまましばらく変化せず。

 

40万年前から25万年前

(35万年前とも言われる)

くらいになった頃、彼らは。

 

ネアンデルタール人と

デニソワ人に

分岐したのだそうです。

 

 

遺伝子的にも。

 

ネアンデルタール人と

デニソワ人は。

 

特に近いのだとか。

 

 

ホモ・サピエンス。

ホモ・ネアンデルターレンシス。

デニソワ人。

 

 

ハイデルベルク人からこの、

3種類のヒトに

分岐したのはすべて。

 

アフリカ。

 

・・・で、起こったことで。

 

この3種類のヒト達は、

アフリカにいた時点ですでに、

交雑していたのだとか。

 

 

その後、

「出アフリカ」が起こり。

 

ネアンデルタール人は、

 

アラビア半島、中東地域から、

さらに北上して

ヨーロッパ方面へ。

 

そしてさらには、

西南アジアや中央アジアまで。

 

 

デニソワ人は、

ユーラシア大陸東部、

アジア一帯。

 

そして、

パプア・ニューギニア、

オーストラリアなどへ。

 

 

ネアンデルタール人達よりも

一足先に出アフリカを果たした

ホモ・エレクトスも

いたのですけど。

 

ややこしくなるので、

そこは今は、スルーでニコニコ

 

 

ホモ・サピエンスが

出アフリカを果たしたのは、

ネアンデルタール人より

ずっとあとで。

 

洞窟壁画がたくさん

見つかっている、

 

スペインやフランスなどの

西ヨーロッパに、

 

彼らが辿り着いた時には。

 

そこにはすっかり、

ネアンデルタール人達が

根を張っていましたが。

 

 

もし、

アフリカ時代に既に、

彼らが交雑していたのだと

したら。

 

ヨーロッパでの出会いは。

 

「初対面」

 

・・・ではなくて。

 

「再会」

 

・・・ということに

なるのでしょうねおやすみ

 

 

私は昔から。

 

なぜか

ネアンデルタール人

びいきなので。

 

最近の情報は

いろいろと。

 

嬉しい限りですにっこり