仁和寺の東門を出てすぐにある蓮華寺へ照れ

蓮華寺  【れんげじ】
京都には天台宗の蓮華寺が八瀬にあり、混同されるかもしれませんが、ここ五智山 蓮華寺は真言宗御室派の別格本山で、天喜5年(1057年)、後冷泉天皇の勅願によって、藤原康基が不動明王像を安置したのが始まりとされています。

3年ほど前に新しく建て替えられた本堂にはご本尊の阿弥陀如来が祀られています。

また、「近畿三十六不動尊霊場」の十五番目に位置しており、不動堂では不動明王を自由に参拝していただけます。

もともと、五智山 蓮華寺は広沢池(ひろさわのいけ)の近くにあり、仁和寺の奥の院として栄えていました。

しかし、応仁の乱で焼失し、御室より少し西にある鳴滝の音戸山(おんどやま)の山上に再建されますが、長い間、荒廃が続きました。

江戸時代に入り、寛永年間のある日のこと、そこを通りかかった江戸の豪商・樋口平太夫が「この荒れ果てた寺を再興しなさい」というお告げを受けたことから寛永18年(1641年)に再建され、仁和寺の宮覚深法親王(後水尾天皇皇兄)より、改めて「五智山 蓮華寺」の号を賜ったのです。


山門 
別格本山五智山 蓮華寺は近畿三十六不動尊霊場の十五番目に位置しています照れ

近畿三十六不動尊霊場とは近畿地方の大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県にある不動尊(不動明王)を祀る三十六ヶ所の霊場えー

宗派にとらわれずに一般の人々の立場から霊場寺院が選定され、昭和54年(1979)に発足したんやって爆笑


本堂
2015年(平成27年)再建された本堂えー
新しいから…めちゃ綺麗ですねニヤリ

ご本尊
阿弥陀如来
中を覗くも…真っ暗ガーン


不動堂 
五智不動明王

五智山 蓮華寺といえば、京都の夏を彩る風物詩「きゅうり封じ」が行われるお寺としても知られているんです照れ

これは、きゅうりに病を封じ込める厄除けの伝統行事で、こちらでは7月の土用の丑の日に近い土日に行われますえー

弘法大師空海が病気平癒と無病息災の願いを込めて、五智不動尊を創祀した際に残された、1200年続く秘法とかびっくり

まず、受付にてきゅうりをいただき、名前、数え年、願い事を用紙に書きますえー

そして、3週間前から拝まれた護符(神仏のご加護が宿ったお札)が、ご住職によってきゅうり1本1本に埋め込まれますプンプン

祈祷してもらったきゅうりを家に持ち帰り、3日間朝晩、ご真言を唱えながら、体の悪い部分や痛いところをきゅうりでさすりますえー

最後は、病を封じ込めたきゅうりを土に埋めることで、病が消えることを祈願しますプンプン

埋める場所がないという方は、お寺へ持っていきますニヤリ

また、当日参拝できないという方や遠方の方には、紙でできたきゅうりで、きゅうり封じができるよう、郵送での対応もあるんやって爆笑

ちなみに、きゅうりが使われるのは95%以上が水分であるため、その水分に悪いものが溶け込みやすいと考えられたからなのだそうよニヤリ

さらに、御不動様の縁日にあたる毎月28日には、「月例祭」として、不動堂で護摩が炊かれますニヤリ

護摩木に願い事を書き、僧侶とともに般若心経やご真言を唱えることで、諸願成就を願います照れ


五智如来座像 
山号の五智山の由来になっている五智如来坐像で、古来より庶民に深く信仰され、お寺のシンボルにもなっています照れ

右から、医薬の功徳を表す「薬師如来」、福徳財宝の功徳を表す「宝生如来」、五穀豊穣の功徳を表す「大日如来」、極楽往生の功徳を表す「阿弥陀如来」、知恵聡明の功徳を表す「釈迦如来」となっており、大日如来を中心に宇宙そのものを象徴、まさに壮大なパワーが感じられました爆笑

これらは前述の平太夫がこのお寺を再興するにあたって、木喰僧・坦称上人(もくじきそう・たんしょうしょうにん)に彫刻を依頼したものとかえー

坦称上人は僧侶でありながら、仏師としてもその名を知られた人物で、晩年、自らの命をかけて制作したのが、この五智如来坐像と後方にある11体の石像なんやって照れ

どれも坦称上人ならではの特徴がよく表れており、ぽっちゃりとしたお顔立ちと、優しく穏やかな表情は、見る者の心を自然と落ち着かせてくれます照れ

坦称上人はこれらの彫刻を手掛ける際、信州・浅間・紀州那智三山でそれぞれ百日の荒行を遂げて、石仏を完成プンプン

神奈川県の海岸沿いにある真鶴の洞窟で完成した巨大な石像は、おそらく船で京都まで何日もかけて運び込まれたのでしょうねえー

しかし、山の上にどのように持って上げたのか、文献などは残っていませんショボーン
もちろん、山から下ろしてきた昭和33年(1958年)当時もそのご苦労は相当なものだったといいますプンプン


見ざる🙈聞かざる🙉言わざる🙊やぁ爆笑
境内にはいろんな可愛い石像が置かれてました照れ 


鐘楼
鐘楼、梵鐘は「五智の鐘」というそうです
12月13日と大晦日には、「紫燈大護摩供」といって、屋外で護摩が炊かれ、大晦日にはこの後、一般の方も除夜の鐘をつくことができます照れ


佐野桜 
「佐野桜」は仁和寺の造園を請け負っていた14代目佐野籐右衛門がまいたヤマザクラの種から突然変異でできた八重桜で、当時親交のあった植物学者の牧野富太郎博士が新種として命名したというものとか照れ


「海軍第4期兵科予備学生会」(1982)が建立した、太平洋戦争に学徒出陣した戦友を悼む碑がありましたびっくり


これ…どこかで見たことある…キョロキョロ 


稲荷社
祠にちっちゃなお狐様を見っけぇ爆笑 


十一坐像 
御坊様やお地蔵さまが控えてます照れ
表情豊かで楽しいですね爆笑 


京都府京都市右京区御室大内20


京都市右京区、JR花園駅の東、妙心寺前交差点を南に進んだところにある洋食屋さんのキッチンTON さん照れ
何やら、ワンコインランチから、もりもりまで食べられるお店みたいびっくり

店内はカウンター席と、テーブル席キョロキョロ

なんだか常連さんみたいなんが多いようですねキョロキョロ
まあ飛び込みで見つかる場所ではありませんが…ニヤリ


豆腐ハンバーグラブ 
タレが四種類とは…珍しいかもびっくり


白味噌の鯖の味噌煮びっくり
ビーフシチューに豚の角煮など…照れ 


おぉ~
1キロ丼かぁラブ 
めちゃ魅力なんやけど…
今回はパスニヤリ

 
今回は王道の洋食で、「ビーフシチュー定食」880円に爆笑
どうもこのお店の料理はみんなスキレットで出てくるようですねキョロキョロ

変わった形でお箸やスプーンが提供されています爆笑

壁にはお薦めの絵本が飾られていたりと…キョロキョロ

料理が一気に運ばれてきたぁ爆笑

なかなか充実した定食照れ
スキレットが熱いですと注意がありますキョロキョロ

味噌汁はとにかく野菜がタップりやぁ爆笑
水面下がすべて野菜という感じでした照れ

ポテトサラダと思ったらオカラのサラダでしょうか少し変わっていますねキョロキョロ

ビーフシチューは熱々で肉がゴロゴロ入ってるぅ~爆笑
肉が軟らかく煮込まれていますね照れ


ソースはそんなにくどくなくしっかり飲めるタイプえー
隠れ家レストランを発見やぁニヤリ

花園駅から161m
京都府京都市右京区太秦安井車道町20-13