高山神社から歩いて…
15分くらいかなえー
次は津観音照れ

津観音  【つかんのん】
恵日山 観音寺大宝院は『津 観 音』の名称で全国的に知られ、日本三観音の一つに数えられる真言宗の古刹の中でも屈指の名刹です。

その歴史は和銅2年(709)にまで遡り、中世、近世、現代と時を経ても常に庶民の心のよりどころとして津のシンボル寺院であり続けています。

室町時代の永享2年(1430)に、将軍足利義教が勅命を奉じ境内に三重塔や恵音院を建立したり、延徳2年(1490)には天台真盛宗の開祖、真盛上人が山内不動院に滞在し、観音堂に於いて説法され天台真盛宗を広められました。

その本坊である大宝院は後花園帝以来、歴代天皇の勅願の綸旨を賜る別格寺院で、住職は代々朝廷から僧正に補せられ上人号賜るなど特別な地位が与えられました。

桃山・江戸時代には豊臣秀吉や徳川将軍家から代々寺領100石の朱印を賜り、藩主藤堂家からは祈願寺として60石の朱印を賜るなど特別な庇護を受けました。

残念ながら昭和20年の戦火で多数の寺宝(国宝含む)や塔頭7ヶ寺を含む41棟の大伽藍を一夜にして全焼しました。

しかし幸い難を免れた寺宝約600点(指定文化財含む)を収蔵庫に保管し津観音資料館で年4回程度公開をしています。


山門(仁王門)
現在、境内に再建されたそれ程大きくない伽藍がありますが、大戦で空襲される以前は、塔頭寺院7ヶ寺を擁する大寺院だったそうびっくり

浅草観音、大須観音と並んで日本三大観音の一つとされているそうですよえー


撫で石
この「撫で石」は弘法大師ゆかりの霊場、四国八十八ヶ所の中で最も難所と云われる第六十番札所「横峰寺」より津観音にもたらされた石とかびっくり

無病息災と平安無事にご利益のあるお石照れ

この石を撫でた手で患部をさすると、その箇所が良くなるとも伝えられています照れ


手水舎
銅でできており、1836年のものだそうびっくり
龍…
しっかり水を出してますね爆笑


本堂
伽藍は1945年のアメリカ軍の空襲で全て焼失しているので、戦後に再建された伽藍になりますプンプン

観音堂は、1949年に芸郡窪田の安養寺本堂を移築して仮観音堂としていましたえー
現在の観音堂は、1968年に再建プンプン

御本尊
聖観音立像
聖観音立像は六観音の中でも1面2臂(顔が1つ、腕が2本)と人間に近いお姿をされています照れ

西暦709年伊勢阿漕ヶ浦の漁夫の網にかかった聖観音立像をまつり開山したと言われてるんやってえー
開運・病気平癒・商売繁盛など幅広いご利益があると言われています照れ

国府 阿弥陀三尊
堂にはご本尊の聖観音菩薩の他に「国府 阿弥陀如来」が有名とかえー

天照大神(アマテラスオオカミ)の本地仏とされており、伊勢神宮とセットでお参りに来る方が多かったため、「阿弥陀に詣らねば片参宮」と言われご利益が半減するとされていましたびっくり

普段は見ることができませんが毎月18日の縁日、正月三が日などに御開帳し姿を見ることができます照れ


本堂前の天水鉢(一対)えー
江戸の釘鐵銅物問屋40店が、嘉永6年(1853)6月に江戸深川の鋳物師、太田六右衛門と田中吉右衛門に一鉢ずつ造らせ、大宝院に寄進照れ

正面中心に「江戸 釘鐵銅物問屋中」とあり、向かって右側には菊紋と10人の店主名、左側には五七桐紋と10人の店主名、裏面には鋳造した鋳物師名も記されていますニヤリ


地蔵菩薩坐像(延命地蔵)
頭部は、藤堂高虎が朝鮮より持ち帰ったと伝わり、大宝院に安置されたと云われていますびっくり

江戸時代の安永年間(1772~80)奥山金吾が胴体を鋳造しましたが、明治時代に暴風で倒れた老松により大破ガーン

大正時代にその破片を修理結合してこの場に安置しました照れ

昭和20年の戦災で右肩上部に焼夷弾をうけ、今もその痕跡が残ってるんやってキョロキョロ


鐘楼
入母屋、本瓦葺で1984年再建プンプン

柱は円柱で上部に台輪と木鼻がとおり、禅宗様木鼻がついていますニヤリ

はらわたの彫刻は、鎌倉~室町あたりの作風を意識したような造りで、幾何学的な図形や唐草が彫られています照れ


鐘楼の隣に…鐘だけ…キョロキョロ
以前の鐘楼の鐘かな…えー


護摩堂
1641年に二代目津藩藩主藤堂高次から、津城の鬼門守護寺あったことから寄進された堂宇えー
ピンクって…
珍しいかもね爆笑


五重塔
 総高は21mで、純木造とのことですびっくり

内部には美しい柱絵や扉絵、薬師如来像や
大日如来像が祀られています照れ

一見すると六重に見えますがえー
いちばん下の屋根は裳階(もこし)といい、初重(第一重)の軒下に設けられた庇であるため、これは五重塔なんやってニヤリ

ちなみに、法隆寺五重塔(奈良県斑鳩町)も同様の造りをしていますニヤリ


西国三十三観音が出来ます爆笑
西国三十三所観音霊場第一番札所 の
那智山 青岸渡寺からのぉ~えー


西国三十三所観音霊場第三十三番札所
谷汲山 華厳寺だぁ爆笑


お地蔵様の顔…
なんか…
可愛くな…………………いえー


三社宮
火守神のえー
猿田彦神社、秋葉神社、阿多古神社が合祀してます照れ


澄心(ちょうしん)の銅像
澄心は平安時代の僧で、三重県伊賀出身のようですねえー

花の精霊…びっくり
もしかしたら…澄心さん…
花の精霊なのですかぁびっくり


銅造阿弥陀如来立像
江戸時代の明暦4年(1658)津の鋳物師、辻越後守重種が国府阿弥陀如来像を手本に模鋳照れ
昭和20年の戦災で首が折れてしまいましたが、元通りに修復され石の台座の上に建てられましたウインク

この立像は津市の文化財に指定されていますウインク


抜苦(ばっく)地蔵
抜苦与楽(ばっくよらく)とは仏・菩薩が衆生を苦しみから救い、福楽を与えるという意味えー

真の楽を得るためには、まず苦を抜くという考えを元にしていますニヤリ

また、慈悲に相当する言葉であり、抜苦とは悲に相当、与楽とは慈に相当します照れ


与楽(よらく)地蔵

祈願の仕方はえー
まず、抜苦地蔵の、自分が苦痛を感じている場所と同じ場所を擦り、次に自分の願いを叶えて下さるように、与楽地蔵に手を合わせますえー

仏様に願いを聞き届けてもらいやすくなるのだそうです照れ


めちゃ豪華な見開き御朱印爆笑
三重県津市大門32-19


津観音の近くにある
とらや本家さんに照れ
いちご大福の発祥と言われるお店のひとつだそうなびっくり
実は発祥と言われるのですが、昭和後期に生まれたのに発祥を名乗るお店が複数あって、何処なのか分からないのだそうですニヤリ


苺大福が有名なんですが…えー
パイン大福  2個 550円を購入照れ


生のパインが完熟で、もの凄くジューシーやぁ爆笑
大振りでずっしりしてます照れ
中には大きめのパインと白あんが入っていて、餅を薄くコーティングしている感じニヤリ
もちろん、おもちもふわふわで美味しいよぉ爆笑

パインが主役でバランスがいいです照れ

いちごはありきたりだけど、パインと考えた人は素晴らしいと思いますねニヤリ
美味しかったです照れ

津新町駅から1,172m
三重県津市大門5-8