十輪寺から2キロ
荒井駅近くにある荒井神社へ
荒井神社 【あらいじんじゃ】
荒井神社は、兵庫県高砂市荒井町にある「だいこくさま」「えびすさま」をお祀りする福々しく歴史深い古社です。
舒明天皇の御代(629年)、出雲氏族が荒井の浜を開拓し、ここに永住するため当社を創建したのがはじまりと伝わっています。
他にも、たくさんの神々をお祀りしており、氏子のみならず近隣企業をはじめ全国各地から人々が訪れます。
高砂市民俗文化財に指定されている「仁輪加太鼓(にわかだいこ)」や、現代では貴重な古儀「こしきとり神事」など、いにしえより伝わる儀式・文化を今に伝え、地域文化の保存と発展のために貢献しています。
社号標と鳥居
神門
平成2年の御大典、平成3年の国恩祭の奉祝記念事業として世界の平和・御代の弥栄を願い建設
神社に多くみられる隋神門形式ではなく当社由来に基づく独特の形式から、「竜宮門」と称されたんやって
手水舎
龍~
カッコいいね
拝殿
主神
大己貴神 (おおなむちのかみ)
日本の国土を開拓された「国造りの神」である大己貴神は、その他にも数多くの事績を残されました
「土木・建築(地鎮祭)の神」、「縁結びの神」、「医療施薬(健康)の神」をはじめたくさんの御神徳があり、また、福の神“だいこくさん”として世の人に慕われ、広く信仰されています
相殿神
事代主神 (ことしろぬしのかみ)
「商売繁盛の神」「漁業・海上交通の神」である事代主神は、“えべっさん”として親しまれています
当社では、明治41年に惠美酒神社を合祀し、“だいこくさん”とともに福の神として厚く崇敬されています
御神徳
農業守護神・土木、建築の神
医療施薬の神・安産、縁結びの神
漁業海上交通、商売繁盛の神
狛犬
顔…デカっ
ずんぐりむっくり…やね
チェーンソー加工かな?
素敵ですね
美雄弥神社
荒井町出身戦歿者を祀る神社で、荒井町のいわゆる「靖国・護国神社」と呼ばれています
治幽大神(かくりよのおおかみあ)
英霊神
日清、日露戦争から大東亜戦争に至るまでの荒井町出身戦歿者240柱を祀っています
荒井神社旧本殿の社殿は萬治2年(1659)の棟札が残り、昭和63年に高砂市文化財に指定されています
幸神社
猿田彦神 (さるたひこのかみ)
疱瘡・できもの・火(とんど)の守護神
延享4年(1747)の創立
もと古浜(現在のサントリー高砂工場)に在りしを明治41年に当社境内地へ移転したんやって
浜之(大和)神社
大歳神 (おおとしのかみ)
農業・塩田の守護神
延宝9年(1612)の創立
もと新浜(現在の神戸製鋼所高砂製作所)に在りしを明治41年に当社境内地へ移転
荒井浜の塩田開発の守護神として勧請奉斎せし姫路城主松平大和守直矩公の徳を讃えて大和社とも称されます
琴平神社
大物主神 (おおものぬしのかみ)
醸造・航海の守護神
創立年月は不詳ですが貞享5年(1688)の棟札があり古くから当社の境内地に祀られています
事代主神の神社なんで境内にはたくさんの戎さまが…
皆兄弟!かな…
うさぎの御神籤結び所
さすが…高砂!
縁結びの街!やね
結びの松
男松と女松が根元で結ばれ寄り添う姿から、 縁結びの象徴として大切にされています
また、武者小路実篤が「結びの松 仲よき事は美くしき哉」と詠み、歌碑を残しました
なお、「結びの松」の松葉を込めた「結び守」は多くの参拝者に授けられているんやって
赤い糸で…結ばれてますね
かなり古そうな蔵
でも…
前には車…
宮司さんのかな?
参道には保育園が
戦後の混乱期を経て、ようやく人心も落ち着きかけた昭和26年6月、荒井神社の境内の一角に児童福祉の精神にそい、かつ祭神大国主命(だいこくさま)のご神徳を今の世に具現すべく、幼児保育の場を設け、園名も神話イナバの白兎に因み、白兎愛育園として開設したのがはじまりとか
洗心(せんしん)
「心をあらい 至誠を尽くす」
至誠とは、誠の心をもって物事にむかうことなんよ
上辺だけの言動ではなく真心を尽くし行動すれば、必ず人の心は動かされ周囲の協力を得ることができます
うさぎ…可愛いですよね
報国の和歌
「しののめの 空くれなゐに 昇る日は 八咫の鏡の 光なりけり」
庄司祐亮
季節に応じた風物詩の印が毎月替わるんや
行った時はは「クロッカス」の印でした
初詣特別御朱印「昇龍」です
結びの松
「結びの松」とは
当社のご神松で、男松と女松が根元より相睦まじく寄り添って生えています
「むすび」は「産霊(むすひ)」であり、あらゆるものを産み出す霊力が宿っています
御朱印には、武者小路実篤が当社を訪れた際に、この松の美しさに感嘆して残した歌「結びの松 仲よき事は 美しき哉」を書入れてました
「うさぎ」の印が四季に応じたデザインに替わるんよ
12月から2月までは冬の模様でした
兵庫県高砂市荒井町千鳥2-23-12
高砂といえばやはり「にくてん」
もともとは神戸発祥ともいわれていますが、高砂で独自の進化を遂げた「にくてん」は今や高砂を代表する粉モン料理といってもいいほどなんやって
そんな地元の方々から愛されるソウルフードの代表格のひとつミナミさんへ今回はお伺いしてまいりました
カウンター席はなく、テーブルの一つ一つに鉄板がビルトインされたいかにも庶民的で親しみやすい雰囲気のお店です。
メニューは「にくてん」のバリエーション以外にも、普通のお好み焼きや、焼きそば、鉄板焼きの一品料理などまでそこそこの幅広さはありますが、もちろん今回は「高砂にくてん」600円を