福勝寺から2キロほど洛陽三十三所観音霊場 三十番札所の地蔵院へ
ここは…椿が綺麗なお寺
この日は…椿は咲いてないんよね…
地蔵院 (椿寺) 【じぞういん】
歴史はとても古く、そのはじまりは奈良時代に僧・行基によって摂津の国 昆陽池(こやいけ、今の兵庫県伊丹市)のほとりに建立した地蔵院に始まるとされています。
こじんまりした山門ですね
でも…
何気に京都らしいかも…
手水舎
鉢の中に鉢が…
珍しいよなぁ
そして…
おぉ～立派な蛇口…
地蔵堂
聖武天皇の勅願によって神亀三(７２６)年に地蔵堂が創建されたのが地蔵院のはじまりといわれています
地蔵院のお地蔵さまは鍬形(くわがた)地蔵さまと呼ばれてるんですよぉ
安置する地蔵菩薩は、行基作の当初からのものと伝えられ、また、堂背後の板扉はもと北野神社にあった多宝塔の遺構とされています
地蔵院のあるあたりは昔、田んぼに囲まれた村だったそうで…
地蔵菩薩さまも地元の農民たちから篤く信仰されていたそうです
観音堂
御本尊
十一面観音菩薩
洛陽三十三所観音霊場の第三十番札所となっています
本堂（阿弥陀堂）
御本尊
阿弥陀如来
本堂にはご本尊の五劫思惟(ごこうしゆい)『阿弥陀如来』
【善導大師】作がまつられています
アフロヘアの阿弥陀如来様ですよぉ〰️
日本には１６体の五劫思惟阿弥陀仏様がおられるそうで…
普段はお詣りする事ができませんが、お正月の３ヶ日は一般公開してるんやってぇ
めちゃ見たいかもぉ〰️
五色八重散椿
この椿はもともと豊臣秀吉が天正１５（１５８７）年に北野大茶会を催した際お世話になったお礼にと地蔵院に献木されたものなんやって
初代は残念ながら昭和５０年代に枯れてしまいましたが、現在はその２世にあたる椿が見事な花を咲かせましたぁ
２世といってもこの木の樹齢はすでに約１２０年
２世といってもこの木の樹齢はすでに約１２０年
京都市の指定天然記念物に指定されているとても見事な椿の木なんやぁ
この椿の大きな特徴の１つは、１本の木に白に近い淡い色の花から赤に近い色や絞り(混合色)などバリエーション豊かな花が咲くことなんやって
また地蔵院の椿はかなりな大輪の花を咲かせることでも知られてるんですよ
もう１つ五色八重散椿の大きな特徴には、花が散るとき花弁が１枚ずつ散っていくという点があります
普通の椿の花が散る際は、花が花首から丸ごと落下しますよね
庭園の足元を彩る散った椿も大変美しいとは思いますが、戦国時代や江戸時代の武将達には打ち首を連想すると敬遠されることもありました
この五色八重散椿は散り際も良い、と豊臣秀吉も気に入って愛したと伝わります
ツバキの花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」なんやって
天野屋利兵衛の墓所
赤穂義士でおなじみ、吉良邸討ち入り成功の影の功労者、天野屋利兵衛の墓所です
天野屋利兵衛は元禄年間 活躍した大阪の商人で、赤穂義士を支援した義に厚い人物として伝えられています
町奉行にとらわれ拷問されても口を割らず、討ち入りが成功した後ようやく自白したとされる天野屋利兵衛
『仮名手本忠臣蔵』の第十段には天河屋 義平として登場する彼の「天河屋の義平は男でござる」のセリフはあまりに有名で、ファンも多いとの事です
世継地蔵尊
世継地蔵は、江戸時代から安産と子授けにご利益があると言われてます
いろいろなお地蔵様たち…
首のないのから…
いっぱいです
キリシタンの墓
お寺では手水鉢として使われていたそうですが、かつてのキリシタン墓碑であることが判明し、こうして墓所に
激しいキリシタン弾圧の歴史をたどりながら、お墓が残っていたりもするんですね
洛陽三十三所観音霊場 三十番札所
京都府京都市北区大将軍川端町２
北野天満宮前にある食事処 とようけ茶屋さん
豆腐と湯葉料理が人気なお店
11時少し前に行ったら…3人待ち
開店時は10人
食べ終わった時は…20人待ちでした
一番人気の生ゆば丼 1111円を注文～
熱々トロトロ
美味しい～
半分くらい食べて・・・
美味しいんですが、思っていたより味が濃い
せっかくの湯葉の風味がかき消されてしまうほど、餡の主張が強いよね
（お出汁ベースの醤油がきいた和風餡）
京都なんでもう少しあっさりめの味つけを期待していたので拍子抜けしてしまいましたが、美味しいのは美味しいです
濃いめの味つけが好きな人にはお勧めです
副菜が全部美味しかったのが嬉しいぞぉ～
汲み上げ豆腐めちゃ美味しい～
キュウリの和え物も胡麻とお酢でサッパリと…
食感もよく箸休めにピッタリですね
お漬物２種も美味しくいただきました
京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ
京福電気鉄道北野線「北野白梅町」駅から徒歩約6分
北野白梅町駅から433m
京都府京都市上京区今出川通御前西入ル紙屋川町822